カフェ顔負け!?進化する美容室の“おもてなしサービス”
お菓子編 -テテコケットのこだわりの手作りスイーツ
陽光差し込む店内に入ると、そこにはおしゃれなカフェスペースが。テテコケットでは、オーナーの奥さまである横田真由美(よこたまゆみ)氏が、手作りの月替わりスイーツを提供している。
-サービスを始めたきっかけは?
「新しくサロンをオープンするとなった時に、“美容だけではなく、なにか他におもてなしが出来ないか”と考え、カフェスペースを併設することにしました。わざわざ足を運んでくださるお客さまに、インスタントや買ってきた物をそのまま提供するよりは、手作りの物を提供したほうが、より心のこもったおもてなしができると思ったんです」(横田氏以下同)
-サービス商品の決め手は何でしょうか?
「手作りするということは、素材をきちんと自分の目で選べるということですからね。添加物などの、あまり身体によくないものは使っていません。身も心も美しく、癒されるために来ているのに、出されたお菓子が身体によくないものでは意味がないと思うので。
もう一つ気をつけていることは、いつでも軽く食べられるということです。朝から来るお客さまもいれば、お昼ご飯の前に来る方や、お仕事終わりに来る方など、人によって状況はそれぞれですよね。そのために、なるべくお腹に負担をかけず、軽く食べられるものを提供するように心がけています」
-サービスへのこだわりとは?
「サービスメニューは毎月変えているのですが、一度出したお菓子は出さないようにしています。サロンがオープンして3年近くなりますが、今のところは被っていませんね。これがなかなか大変ではあるんですけど(笑)お客さまに喜んでもらうため、一生懸命考えています!
また、季節に合わせて種類や素材を変えています。夏場は、エアコンで身体が冷えてしまうことと、さっぱり食べられることから“しょうがのゼリー”を提供したり、冬場はしっかりとした焼き菓子を出したりもします。作り置きせず、毎朝その日の分を仕込んでいるのも、一つのこだわりかもしれませんね」
<店舗情報>
tete coquette (テテコケット)/東京・原宿駅 徒歩5分
tete:手と手をつなぎ、ずっとつながっていられますように。coquette:粋でおしゃれなものをつくりつづけられますように。second house:第2の家のような場所でありたい。third place:あそび場・しごと場・いこいの場 生活のひとつでありたい。という意味が込められている。隠れ家的でアンティークな内装が特徴のサロン。