現状維持は衰退…挑戦し続ける美容師にだけ、明るい未来が待っている yiye代表 の小俣恭平のコトダマ
有名美容室代表の口癖「現状維持は衰退だ」
美容師になって最初に勤めた美容室の代表は、まさに美容業界全体に影響を与えるような人物で、一言一言に重みがありました。なかでも、よく耳にしたのは「現状維持は衰退だ」という言葉。
20歳そこそこの自分が、その言葉の意味を本当に理解していたとは言えないかもしれませんが、ずっと心の奥底で生き続けてきました。自分が経営者になってから、「現状維持は衰退」の言葉の意味がわかるし、本当にその言葉通りだと思いますね。
自分が美容室代表の立場になってからは、常に挑戦し続けることを意識しています。そうすることでスタッフに示せる背中があると思うんですよ。「現状維持は衰退」という言葉を、「挑戦し続ける」という言葉に置き換えて、みんなの前でよく話しています。
また、僕自身もコンテストに出たり、SNSを更新し続けたり、サロンワークにも全力を注いだりと、自分がまずその姿勢を示すことで、スタッフもついてきてくれると思うんですよ。
自分の揺るぎない信念「やってみないとわからない」
yiyeの理念の一つに「挑戦し続けること」があります。失敗することより、挑戦しないことのほうが失敗だと考えているので、スタッフが「これをしたい」と言ってくれたら、基本的に僕はいつも「いいよ!」と伝えていますね。やってみてダメならそれもまた学びだから、良しとします。「何事もやってみないとわからない」というのが自分の信念で、それをスタッフにも伝えているんですよ。スタッフが「コンテストに出たい」と言ってきたときも、もちろん「やってみたらいいじゃないか」とすぐに答えました。
コンテストは、完成したスタイルだけではなく、その過程がとても重要です。モデル選び、衣装選び、申し込みまでの準備など、やった人にしか分からない難しさがあります。もちろん受賞できないこともありますし、失敗もあるかもしれませんが、それでも挑戦したこと自体が素晴らしいんです。
失敗したとしても、それは次に生かせばいい。まずは挑戦したことを褒めて、その後「何が原因だったのか」を一緒に考えるようにしています。それをすり合わせ、一緒に次のステップに進むことが大切だと思っています。