ダメと言われたらやりたくなる! ラッパーのリリックに人生を重ねて成り上がる TikTokフォロワー24万のギャルの神様TAKUMAを創り上げたコトダマ
面接中の痛烈な一言「お金のことを気にしてるようじゃ、東京じゃやっていけないよ」
俺は有名になるには、やっぱり一番輝いている場所で働くしかないと思っていました。そう考えると、やっぱり東京しかなかったんですよね。
でも、地方の美容室で働いていたときは、「東京で働いたらミーハーな美容師になるだけ」とか言われていたんですよ。俺は性格的に、ダメと言われたらやりたくなるタイプなので、否定されればされるほど東京への思いが膨らみました。
特に、渋谷の街はキラキラ輝いて見えたんですよね。初めて渋谷に遊びに来た時のことは、まだ学生でしたけどはっきり覚えています。すれ違う人みんなオシャレでカッコよくて、全員モデルか芸能人じゃんと思ってました。
いよいよ東京で働こうと思って転職活動をしていたときの話です。ある美容室の店長さんに話を聞いているとき、ポロっと「東京で一人暮らしするお金が心配です」って言ったんですよ。
そうしたら、「お金の心配をしているようじゃ東京じゃやっていけないよ」と。
俺はあんまり人の話を素直に聞くタイプじゃなかったんですけど、その店長さんの言葉には「たしかに」と思った。
東京で輝きたいと思うんなら、東京での一人暮らしなんて最低条件だし、そんなことを気にしてるようじゃ何にもできないですよね。
食らいまくったリリック「コンビニに並ぶ雑誌の表紙に自分がいて笑える」
俺は高校1年のときからラップにハマって、KOHHというラッパーのリリックに食らい(編集部注:感動の意味)まくっています。とくにヤバいのが「飛行機」という歌。
何もないところから始まって、やりたいことをやるためにiPhoneに歌詞を書いて、刺青だらけのラッパーになって、夢をかなえて、ファーストクラスにも乗って…というストーリーが、何もなかった自分にぶっ刺さったんですよね。
そして「コンビニに並ぶ雑誌の表紙に自分がいて笑える」という歌詞もめっちゃ食らいました。自分が生きたい人生はこれだなと。
今もテンションが下がっているときは、「飛行機」を聞いてブチ上げています。いつでも初心に帰ることができる人生のテーマソングです。
会ったこともない人の心を、言葉を通じてこれだけ揺さぶるのすごすぎません?
ラッパーが吐く言葉が、俺の人生の教科書です。
>反骨精神に火をつけた言葉「お前は口だけ。夢を語るのは成功してからにしろ」