ダメと言われたらやりたくなる! ラッパーのリリックに人生を重ねて成り上がる TikTokフォロワー24万のギャルの神様TAKUMAを創り上げたコトダマ

 

第一線で活躍する美容師の人生を変えた「恩師の言葉」を紹介する「美容師のコトダマ」。

今回は、TikTokとInstagramで【ギャルの神様】を名乗り、バズりにバズっているTAKUMAさん。ブリーチオンカラー技術とエクステでギャルを変身させる動画はミリオン超え連発。そんなTAKUMAさんのコトダマを紹介します。

成り上がりたい美容師さん必見のインタビューです。

 


 

「将来どうすんの?俺は好きなことをやっていくんだよね」ガソスタの先輩の言葉

 

 

高校2年生のときにガソリンスタンドでアルバイトをしていました。そのバイト先の先輩があるとき「将来どうすんの?」みたいな話を振ってきたんですよね。

 

その先輩は、野球がめっちゃ好きで「野球選手の通訳をやりたいから、語学の専門学校に行くんだ」って話していたんですよ。それを聞いて、好きなことをやって生きていく人生ってめっちゃいいなって思ったんですよね。

 

実はその先輩とはそんなに仲がよかったわけでもないんですけれど、その先輩の言葉の影響で俺は美容師になりました。

 

 

高校時代の自分が考えていた好きなことで食べていく選択肢は、アパレル関係の仕事と美容師とラッパー。

 

アパレル関係の仕事は、その当時は将来にわたって活躍できるイメージがわかなかったんですよね。ラッパーには超憧れていましたけど、どうしたらなれるのかわからなかった。美容師を選んだのは、単純に女の子にモテると思ったから。

 

髪の毛を切るのが好きとか、キレイな女の子をつくりたいとか、そういう気持ちはなかったんです。ただモテたい、それだけでしたね。

 

説教中に刺さった言葉「俺たちがやっているのは仕事ではなく志事」

 

 

単純に「モテそうだから」「楽しそうだから」という気持ちで美容師になりましたが、「この業界で成り上がりたい」と心から思うようになったのは、最初に入った美容室の社長の言葉がきっかけでした。その社長はとても厳しく、同時に人間的に魅力がある人でした。

 

あるとき、仕事中にあまりにお腹が減って、飴を舐めながら作業していたことがあったんです。そのときに、社長に呼ばれて、口の中になにか入っているのがバレました。

 

 

当然、叱られたんですが、実は俺、真剣に聞いている風を装うのが得意で、人の話を全然聞かないんですよ(笑)。それでも、社長が話していた「俺たちがやっているのは仕事ではなく志事(しごと)」という言葉だけが刺さりました。

 

ただ仕事をこなすのではなく、上へ上へと志していく。美容師ってお金以外にも、有名になるとか、人に良い影響を与えるとか、いろんなことを志せる志事じゃないですか。この言葉を聞いて、常に志を胸に働こうと決めたんです。

 

>面接中の痛烈な一言「お金のことを気にしてるようじゃ、東京じゃやっていけないよ」

 

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