「人は1日6万回選択する。その積み重ねで今の人生が成り立っている」

これは尊敬する先輩に教えてもらった言葉なのですが、人は1日に6万回の選択をしているそうです。朝起きるか二度寝するか、9時の電車に乗るか8時半の電車に乗るか、疲れたからレッスンをやめるかもう一踏ん張りするか…意識はしていなくても選択し続けているわけです。そして、その積み重ねで人生が成り立っている。そしてその選択には全て意味があるんだということを先輩が語っていました。

人間は顔も性格も育ちもバラバラ、親の経済力もバラバラですが、1日24時間の時間だけは平等です。だとしたら、その24時間の中でどれだけベストな選択を積み重ねられるかで、人生が変わる。そのことを知ってから僕は、時間と選択について常に考えるようになりました。

みんなが9時にサロンに行くなら8時から練習をするとか、みんなが8時間寝るなら自分は6時間にして2時間はInstagramの動画をつくるとか。そんな感じで24時間、ベストな選択を続けることを意識していたら、1年間で雑誌の取材が10本きたり、Instagramのフォロワーが何万人も増えたり、人生が変わるような体験をいくつもしました。

ベストな選択をするのと同時に、「ベストな選択だった」と思える行動をすることも大事です。例えば僕は、22歳でスタイリストデビューをする前に独立しています。周りからはめちゃくちゃ批判されました。先輩からも両親からも「お客さんゼロなのにどうするの？」と。

でも今は毎月200人の新規予約をいただいていて、「独立してよかったね」とみんなが言ってくれています。批判されてもベストな選択を重ねて結果を出すことで、選んだ道が正解になるんですよ。

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