「倍速」で生きる男が明かす、元プロサッカー選手の父親に与えられた言葉 Beleza RYUSEIさん
「眠る時に見るような夢ではなく、眠れないほど強く求める夢を見ていた」
“幼い頃の自分はシンプルだけどかなりクレイジーな夢を抱いていた。眠っている時に見るような夢ではなく、眠れないほどとても強く求める夢だった。”
これはクリスティアーノ・ロナウドがポルトガルのU-17女子代表に贈った言葉の一節です。強く願う夢があって眠れなくなる経験は僕にもあります。だけど、やはりクリスティアーノ・ロナウドがそれを言葉にすると、その威力はすさまじいですよね。
ある意味、キザな言葉かもしれないけれど、クリスティアーノ・ロナウドの発言だから世界に発信されるわけで。自分も業界外で発信するときは、このくらいのスケールがないとダメなんだろうなと感じています。
今後自分が業界外を巻き込んで、市場を動かすような人間になるために、クリスティアーノ・ロナウドの人間性、カリスマ性を見習っています。今、美容業界外でも発信力、影響力があるのは、OCEAN TOKYOの高木 琢也さんではないでしょうか。他業界を巻き込む力はすごいです。
だからといって高木さんの背中を追いかけるのではなく、僕は最速記録を打ち立てて唯一無二を目指したい。若いうちにどこまで行けるのかというのが、今の僕の一番のチャレンジです。
- プロフィール
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Beleza 総代表
LINDO TOKYO producer(大阪心斎橋)
RYUSEI
1996年生まれ。山梨県出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、有名店を経て独立。同級生の美容師たちと「エデン」を立ち上げる。2019年からBelezaでマネージャーを務める。同年、7月から2カ月のサスーンアカデミーへの留学を経て帰国。業界最年少23歳カラー技術で初の月間指名1050万円達成。
(文/外山 武史 撮影/菊池麻美)