「倍速」で生きる男が明かす、元プロサッカー選手の父親に与えられた言葉 Beleza RYUSEIさん

「数字は嘘をつかない」

 

 

Belezaの前オーナーはIT系の実業家で、よく「数字は嘘をつかない」と言っていました。美容師のクリエイティブは数字じゃないと思われる方もいるかもしれませんが、事実として、全てに数字がついてきます。雑誌の撮影でも、何冊売れたとか、指標になる数字が出てきます。

 

なぜ数字が大事なのかというと、数字が絡まないとビジネスが成り立たないからです。しかも、数字に表すことによって、目標を達成するための方程式が見えてきます。

 

 

例えば、ホットペッパーのスタイルを○件あげて、Instagramでは○時に○投稿して、保存が○件あって、webサイトのURLを○回クリックされてという具合に、お客さまがサロンにくるまでのプロセスも全て数字が絡んでいる。数字で把握できれば、逆算することによって今何をすべきか明確に見えるわけです。

 

スタイリストになるまでに5年かかるから、とりあえず5年頑張るというのは地図を持たずに目的地に向かうのと同じようなもの。そうではなく、僕たちは最速でスタイリストになるための方法を計算しています。

 

 

なんとなくコツコツと積み重ねる「足し算」ではなく、短時間で目的地につくために「掛け算」と「シナジー」を意識する。さらに言えば、売れるスタイリストはそれぞれ勝利の方程式を持っています。デザインが好き、接客が好き、カウンセリングが上手い、人間的な魅力がある、容姿がいいとか、いろいろな個性を生かして、成功パターンをつくる。これらは「なりたい自分」から逆算してつくるものです。

 

 

だからBelezaではまず入社時に「なりたい自分」がどんな姿かを尋ねています。お金持ちになりたいでも、たくさんの笑顔をみたいでもなんでも構いません。ゴールを決めることが大事。

 

そして、それを具体的な数字に落とし込んで、アクションにつなげていく。これは美容師としてというより、一人の人間として大切なことなのかなと思います。

 

>「眠る時に見るような夢ではなく、眠れないほど強く求める夢を見ていた」

 

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