「なんのために東京に出てきたの?」就活に迷ったとき先生からもらったコトダマ ALBUM銀座店 金内柊真さん

「なんのために東京に出てきたの?」

 

 

今日、この取材を受けていて思い出したのは、美容専門学校時代の先生の言葉です。

2年生になり就職活動をする中で、僕はいわゆる有名店を目指していました。けれど、就活疲れや将来に対する不安もあって、「やっぱり全国にたくさん店舗のある大型店もいいかも」と、サロン選びに迷っていた時期があったんです。自分が進むべき目標が、だんだんとあいまいになり、気持ちがブレてきていました。

 

 

そんなある日、1年生の時の担任の先生に呼び出されました。何事かと思って話を聞きに行くと、「1年の頃から目指していた有名店じゃないところも考えているんだって? 否定するわけではないけれど、なんのためにお母さんを一人置いて、東京に出てきたの?」と言われました。もちろん、大型店が悪いわけじゃないんです。でも、たしかに有名店に就職しないのなら、地元でもよかったはず。「なんのために東京に出てきたのかを考えたら、あなたはもっと違うものを見なければいけないんじゃないの?」と言われて、なんとなくのところに落ち着こうとしていた自分に気がつきました。ブレていたな、と。それからはまた軌道修正をして誰が名前を聞いてもわかるような有名店に絞って就職活動を再開しました。

1年間だけの担任だったにもかかわらず、そこまで考えてくれていたんだな、と今も感謝しています。

 

 

>>「おめでとう」

 

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