悪意や恨み、策略の数々…。現役美容師が体験した「人こわエピソード」10選!
優しい中途採用スタイリストの裏の顔…! 怖すぎる真の目的とは…(30歳/女性)
中途採用で入社してきた男性スタイリストの話です。うちの店は時々店長が入れ替わるのですが、指名の多さなどを元に、店内ミーティングで定期的に誰を店長にするかを決めるというシステムでした。男性スタイリストは、店長の座を狙っていて、現店長を降格させようと行動し始めたんです。
彼が入社してきたとき、とても優しく、みんなをご飯に連れて行ってくれたり最後まで残って練習を見てくれたりとアシスタントの面倒見も良くて、みんなから慕われ始めていました。そんなある日、そのスタイリストがアシスタント一人ひとりに「今の店長ってどう思う?」と聞いて回り出したんです。そして「今の店長が店長をやっている限り店は良くなっていかないと思う。次のミーティングのときに店長の問題点をみんなで発起して降格させるようにしないか?」と持ちかけました。
現店長は技術がしっかりしていて売上も高く、人気のスタイリストだったので、アシスタントはみんな「なんかあの人ヤバくない?」と感じ、誰もその作戦には乗りませんでした。結局、店長が変わることはありませんでしたが、自分が店長になりたいからって、優しいふりをしてみんなに近づいていくその腹黒さが怖いと感じてしまいました。
<まとめ>
「幽霊よりも人間が怖い」とはよく聞きますが、本当にそのとおりかもしれません…。思わずゾッとしてしまう話10選でした。あなたの周りにもこんな怖い人がいないか、今一度注意深く周囲を見渡してみてはいかがでしょうか?
(取材・文/リクエストQJ編集部 イラスト/原黒ゆうこ)