ささいなミスが大事故に! 現役美容師が経験した「ちょっとした間違いが引き起こした大失敗」エピソード
カルテはしっかり書くべし! 初心に立ち帰ったやらかし談(29歳/男性)
指名のお客さまが増えてきて、新規に入客することがなかったので「いつもと同じで」というオーダーをされる方はカルテに詳細を書かず、「前回と同じ」とだけ書いてしまっていました。
ある日、とあるお客さまのヘアカラーを変えたのにそれをカルテに書かずにいて、次の施術の時にヘアカラーを変えたことを完全に忘れてしまっていました。前までの情報しかないカルテを見ながらカウンセリングして、「前回と同じで!」と言われたのでついつい前々回までと同じカラーでカラーリングをしてしまいました。
仕上がりをみたお客さまが「あれ? なんか色違くない?」と言ってきて、はっとしました! 「そうだ、前回色変えたんだ」と気が付いたときにはもう遅かった。「今までずっと同じカラーで、前回から変えたじゃないですか? だから今までの残留色素が混ざっちゃうので少し馴染むまで時間が必要かもしれません! 数日シャンプーすると落ち着いてくると思います!」と必殺の美容師の言い訳を使ってしまいました。今後は毎回しっかりカルテを書くようにします。
<まとめ>
想像するだけで胃が痛くなりそうな大失敗エピソード10選でした。
誰しも一度や二度は失敗をするものですが、冷や汗ものの大失敗はなるべく起こしたくないところ…。「ちょっとした間違い」に事前に気付けるよう、日頃から気を配りたいですね。
(取材・文/リクエストQJ編集部 イラスト/はたり)