ささいなミスが大事故に! 現役美容師が経験した「ちょっとした間違いが引き起こした大失敗」エピソード

勘違いでコンテストも信頼関係もボロボロになった失敗談(28歳/女性)

 

私は店舗数の多いお店で働いています。基本年中無休で、交替シフトで休みをとるため、店舗全体で集まるときは年内に何回か臨時休業日を作って、会議をしたり、イベントをしたりすることがあるんです。あるとき、店を臨時休業にしてヘアコンテストをおこなうことになったのですが、臨時休業であることをすっかり忘れてその日にお客さまの予約を取ってしまったんです。

 

ヘアコンテスト当日、「あの、お店閉まってるんですが…」と予約を入れてしまったお客さまからのLINEが…。すぐに気付き、焦って「すみません! 今日お店のイベントで臨時休業だったのに、誤ってご予約を受け付けてしまいました」と素直に謝罪しました。

 

 

しかし、当然お客さまは「こっちはせっかく予定空けて来てるのに!」と怒ってしまって…、動揺してコンテストのカットはボロボロになり、何も良い結果が出せませんでした。自分が悪いのですが、定休日を作って休みの日にイベントを入れてほしいと思ってしまいました。

 

 

過信には要注意! 複数掛け持ち入客の落とし穴(30歳/男性)

 

3人のお客さまを同時に掛け持ちして入客していたときのこと、1人はパーマ1液で、1人はカラーの放置中でした。パーマのお客さまの放置が7分、カラーのお客さまの放置は15分でした。そのときの時刻が16時08分だったので、「パーマの人を16時15分にチェック」、「カラーの人を16時23分にチェック」という状態で、3人目のお客さまをカットしていました。

 

そして、タイマーをセットしてチェックをしに行ったとき、放置時間15分のカラーと時刻の16時15分が頭の中でぐちゃぐちゃになってしまい、なぜかカラーとパーマの人を逆にしてしまって、カラーを先にチェックしてしまったんです。そして、本来7分でチェックしなければならかったパーマを15分経ってからチェックに行ったところ、案の定グリグリにかかってしまっていました。

 

いそいでロッドを外し、ジャンボコームでコーミングをするという悲惨なことになってしまいました。2液をつけてもロッドはまかずコーミングしてカールを弱くすることに専念しました。

 

当然仕上がりはオーダーと違うものになってしまい、焦ってコーミングしているのを不思議そうに見ていたお客さまにも勘づかれてしまいました。そして、謝罪し、料金を無料にして、店には自腹で料金を払うことに。掛け持つことに慣れすぎてしまったことが原因だと思います。今後はタイマーを掛け持つ人数分持ち、付箋を貼って対応しようと思いました。

 

>まさかの中身違いにヒヤリ。 使ったものは元の場所に戻して~!

 

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