ささいなミスが大事故に! 現役美容師が経験した「ちょっとした間違いが引き起こした大失敗」エピソード
戦慄! ハサミを取り違えて誤魔化しようのない大惨事に (27歳/女性)
男性のお客さまの前髪をカットしていたとき、セニング用のハサミだと思って切ったら、なんとブラント用のハサミで、一発目からザクっとものすごい切りごたえを感じました。
しまったと思いました。セニングでボカそうと思った前髪をいきなりブラントのハサミでざっくり切ってしまったんです。後頭部の中のほうであればなんとか誤魔化せたでしょうが、切ったのは前髪です。お客さまに鏡を見せないように前から回り込んで前髪を確認すると、アシンメトリーのような状態になっていて、お客さまも気付いた様子でした。
終わったと思いました。半ベソかきながら謝罪すると、「まぁでもこれはこれで悪くないから整えてくれればいいよ!」と言ってくれて、前髪アレンジでなんとか許してもらえました。これが女性のロングだったり前髪なしのスタイルだったりしたらと思うと背筋がゾッとしました。入客するのが怖くなってしまいました。
嗚呼、罪悪感に押しつぶされそう…予約のミスで迷惑をかけた話(38歳/女性)
電話予約を受け付けたときのこと、お客さまの希望日が8日だったのですが、予約表のページをめくっているときに、その月の6日に自分の娘の運動会があったので「この日は娘の運動会だな」なんて考えていたら、間違えて8日の予約を6日に入れてしまったんです。
私の予約ではなかったのでそのまま気付かず当日を迎えてしまって、私は娘の運動会でお休みしていたので、6日に入っていたお客さまが無断キャンセル状態になっていることを知らないまま8日に通常どおり出勤しました。そこへ、6日に無断キャンセルをしたことになっているお客さまが来店してしまいました。
すでに別のお客さまが入っている予約の時間帯のため店は大パニック! 受付の人が「6日に入ってましたが…」と説明するも、「え? 8日に予約しましたけど!」と言い合いになってしまいました。私はそこで気が付いたのですが言い出せず…せめてと思い「私がダブルで入客します!」と言って2人のお客さまを待たせながら同時に施術することにしました。営業後「この予約取ったの誰だよ!」とみんなが文句を言っているのを後目に、罪悪感を感じながら帰宅しました。
>お客さまは怒るわ、コンテストはボロボロだわ、これって自己責任…!?