ささいなミスが大事故に! 現役美容師が経験した「ちょっとした間違いが引き起こした大失敗」エピソード
聞き間違いや記憶違いなど、ちょっとした間違いは誰にでもあるもの。しかし時には、ほんの小さな間違いが大きな問題につながってしまうことも…。
今回は、そんなささいなミスが冷や汗ものの大失敗を引き起こしてしまったというエピソードをご紹介します。
<目次>
>順番を間違えただけで…! 「講習はメモ必須」なたった1つの理由(25歳/女性)
>思い込みは失敗の元! 丁寧なカウンセリングの必要性を再認識した話(40歳/男性)
>耳にした数字に引っ張られ…痛恨の調合ミスでやらかした話(30歳/男性)
>戦慄! ハサミを取り違えて誤魔化しようのない大惨事に (27歳/女性)
>嗚呼、罪悪感に押しつぶされそう…予約ミスで迷惑をかけた話(38歳/女性)
>勘違いでコンテストも信頼関係もボロボロになった失敗談(28歳/女性)
>過信には要注意! 複数掛け持ち入客の落とし穴(30歳/男性)
>あれ、バッファー剤じゃない…!? お客さまの髪にずっとかけていたものの正体とは(26歳/女性)
>穴があったら入りたい…呼び間違えで恥ずかしい思いをした話(26歳/女性)
>カルテはしっかり書くべし! 初心に立ち帰ったやらかし談(29歳/男性)
順番を間違えただけで…! 「講習はメモ必須」なたった1つの理由(25歳/女性)
新しくメニュー化したばかりのトリートメントの講習を受けた翌日に、さっそく施術をおこなうことになりました。
そのトリートメントはシステムトリートメントなので、「1番をつけてコーミング、2番をつけてコーミング、一度よく流して、3番をつける」という流れなのですが、「1番をつけて流してから2番つけてコーミング、そのまま3番をつけてコーミング」だと勘違いをして間違ったやり方をしてしまいました。
その結果、髪がベタベタになってしまって、いくらドライヤーをかけてもまったく乾かないほどの仕上がりに…。スタイリストに「お前、薬剤の順番間違えた?」と聞かれて冷や汗をかきました。
トリートメントで髪がきれいになるはずが、ベタベタになってしまったままではお客さまに説明がつきません。謝罪をし、炭酸シャンプーをしてトリートメントを一度流してから再度トリートメントをすることになりました。しかしトリートメントが強力だったのか、やり直してもベタベタは取れず…。
最終的には髪が元に戻るまで無料でトリートメントをするということでお客さまに納得してもらいました。
営業後にスタイリストにはこっぴどく怒られました。薬剤はトリートメントであっても怖いなと実感したので、二度と同じ間違いをしないようにメモを取りながら講習を受けるようにします。
>ロングのお客さまはショートにはしない? 思い込みが招いたヒヤリハット