GARTE秘伝の魅せる技術!かわいすぎるショートで男子ウケ倍増!? カットで応援! センパイCHEERカット ATSUTOSHIさん×KAORIさん編
☆今回のCHEERカット☆
CHEER_1
ダッカールを極力使わないようにしています。使うとどうしても跡がつくし、時間もかかるから。使わないほうが見た目も綺麗だしね。なので、下から耳にかけたりして、1cmくらいずつ引き出して切っていきます。その人の髪の長さによって、太い毛だったらもっと細くするし、細い毛だったら太くする、っていう感じです。
CHEER_2
髪を後ろに引き出して切っていきます。こうやって切ると、髪をおろした時に、キレイな前下がりになるんですよ。
CHEER_3
細かい調整は後ほどするのですが、一旦ブロードライをします。日本の美容師さんってハンドブローで済ませることが多いじゃないですか。でも僕はちゃんとブローをして整えてからじゃないとチェックカットできないと思っています。
「日本人はめちゃくちゃカット上手なのに、ブラシを使ってブロードライするのは上手じゃない」と海外で言われることがあるんですよ。
せっかくキレイなヘアをつくるなら、ブラシを使ってしっかりと生えぐせを整えてからチェクカットしたほうがいい。そうすれば、自分で乾かしたときにも、髪がまとまりやすくなります。
CHEER_4
バックのフォルムをきれいにまとめます。通常はグラデーションで高さを作っていくのですが日本人は毛量が多いので、最初に重めのグラデーションにしておいて
質感調整をしてちょうど良い骨格の丸みになるようにする必要があります。
海外の人ならグラデーションでカットしてもいいかもしれないけれど、日本人の場合は後頭部のカタチ的にもボリュームを残しておいたほうが、フォルムがキレイにまとまると思います。
美容師なら誰でもカットで好きなフォルムをつくることができると思います。けれど、そこに行き着くまでの選択肢はたくさんあるし、どういうプロセスを経ているかによってクオリティも変わってくる。
今回の場合は、あえて重めのフォルムをつくっておいて、ポイントカットで完成に近づけていくというやり方でつくりました。
CHEER_5
では最後、スタイリングです。前髪もちょっと切ります。
おっとこれ…かわいくなりすぎたんじゃない?(笑)
アイロンをつかいますけれど、少し毛先を丸める程度です。GARTEオリジナルのヘアバーム 洗煉(せんれん)を使います。よし!これでいいかな。