先輩への暴言や営業中の大失態…! 現役美容師が「自分、疲れてるなぁ…」と実感したエピソード集
お客さまの失恋話と自分の失恋がリンク! 営業中にまさかの失態(25歳/女性)
私がスタイリストデビューしたばかりのころ、営業中にお客さまが失恋した話を聞いていたんです。泣きながら話すお客さまに相槌を打ちながら、カットを続けていたつもりだったのですが…気がつけばお客さま以上に私が号泣! 嗚咽をあげるほど泣いてしまいました。
もともと営業中に泣くようなキャラではなかったので、そんな自分が号泣していることに周りのスタッフたちもびっくり! 何より自分より泣いている私を見て、お客さまから「大丈夫ですか?」と心配される始末でした(苦笑)。
そのころはデビューしたばかりで、担当したお客さま1人の施術を終わらせるのに、アシスタントのときとは比べ物にならないくらいの疲労がありましたし、プライベートでは彼氏に振られた直後。心身ともに疲れ果てていたのだな、と思います。
そのお客さまは「人間味があっていい」と言ってくださり、今でも通っていただいています。
美容師あるある? 電車でおばさんに声をかけられ、確認すると…!(27歳/女性)
後輩の練習を見ていたある日のこと。指導に熱が入り終電ギリギリになってしまったんです。少し寝不足が続き、疲れが溜まっていたこともあり、ぼーっとしていました。
そして、いつものように電車に乗って帰っていると…やけに人の視線を感じるんです。不思議に思っていると、近くにいたおばさんから「美容師さんって、いつも大変なんですね」と声をかけられました。そこで、自分の姿を確認したところ…シザーケースをつけたまま電車に乗っていました…。
指摘されて、すぐにシザーケースを外しましたが、顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。次の駅で降りると見せかけて、別の車両に乗り換えて帰りました…。