僕と会う日までに自慢できることをつくってほしい

・この状況下で不安を感じている全国の美容師（美容学校生）さんに向けて、一言メッセージをお願い致します。

美容学生の子たちは今、焦っているかもしれないですね。でも、世の中からヘアサロンがなくなることはないし、不安になったところで仕方がないです。美容師になるのが楽しみだなって思いながら、今できることを頑張ることが大事。たとえば、SHACHUに入りたい子に対してメッセージするとしたら、面接などで僕に会うまでに自慢できることをみつけてくれたら嬉しいかな。

ちなみに僕は休業中に、やりたいことがいっぱい出てきていくつかプロジェクトを立ち上げています。今はまだ仕込み中なのでオープンにはできないけれど、これからの美容業界のためになることをカタチにしていきたいので、ぜひ期待してください！

営業スタイルを工夫して、採用を継続できる体制を維持したい

・アフターコロナを見据えた新しいアクションを教えてください。

SHACHUはこれからも全く考えていないし、中途採用も新卒採用もするつもりでいます。そのための一つのアイディアとして、営業を２部制にできないか考えているところ。たとえば、営業時間を伸ばせば、スタッフとお客さまの密を避けながら営業することができます。

新卒採用を続けることは、言ってみればSHACHUの責任です。毎年たくさん入りたいって言ってくれる子がいるし、そうしたのは僕たちの責任だから最低限の責任を取りたいんです。とはいえ、今のままでは約束することができないから、売上や給料を維持しつつ、リスクも軽減できる営業スタイルを考えていきたいですね。

・次に登場されるサロンさまへ質問を一つお願いします。

LECOの内田さんは、僕のお兄さん的な存在。新時代をつくるというテンションで、一緒にやってきたという想いもあります。今も若い子に対しても勇気ある行動をとっているので、ぜひ内田さんの考えを聞きたいです。

プロフィール
SHACHU
CEO／トータルプロデューサー　みやち のりよし

都内の有名サロンを経て、2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月には2店舗目であるSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。ユニコーンカラー発祥サロンでグラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。最近では全国セミナーやヘアショーなど海外からのオファーも多く、みやちが率いるSHACHUの勢いは止まるところを知らない。新しいデザイン、新しい美容師の生き方を提案する、若き美容師のあこがれの的。

＞LECO＆QUQUさんのエールの輪    「髪を切ることの本質」を考えながら未来に向けて種をまく