【PHOTO】初登場!インスタグラムを席巻するyant石原拓也の静かなる存在感。そしてアートの域まで昇華する世界観。

写真はとにかく感覚的なもの。

 

石原さんのインスタグラムは、どうやって編集してるのかなってみんな知りたいところだと思うのですが…。

 

石原さん:すみません(苦笑)。その件についていろいろな方に聞かれるのですが、編集と言えるほど、大したことしていないんです。撮影はiPhone Xと11proのカメラでしていて、インスタグラムの「Lark」というフィルターを30%くらいかけて明るさを調整するくらいです。あとPhotoshopを使う場合もあるのですが、それも肌の部分レタッチ程度ですかね。

 

だからあえていうなら「Lark」ですね。あとは暗すぎたりしたら明るくしたり、明るすぎたら暗くしたり。ただ一番大事なのは、自然光の入り方を意識して、ベストな光で撮ることです。安定的に同じ光の加減の写真が撮れていれば、自然と統一感も出てきて、加工しなくても良い感じになります。

 

 

Larkを使用した写真レタッチ例

 

それは撮影場所や、何時の何の方角を統一するとか、そういう問題ですか?

 

石原さん:いや、そういうのではなくて、感覚的なものです(笑)。同じ時間と場所で撮っても、同じ結果にはならないですしね。自分の撮りたい光の入る場所を、納得いくまで探して撮っています。

 

というのも、今のサロンをオープンする前は、店内での撮影ができなかったんです。前に勤めていたサロンでは、自分が描きたいイメージが少し違うので、撮影場所は外に限られていました。なので、ビルの屋上や非常階段とか、自然光の入り方が良い場所を見つける力が屋外ロケをしながら自然に身についたというか。

 

ロケで背景の色の使い方を考えているうちに、栄周辺の壁という壁は、撮り尽くしたかなと思います(笑)。モデルのヘアだけではなく、背景も考えながら撮っていたので、そこで培われたものがそのまま携帯に落とし込めたというか。

 

 

 

その当時からインスタの投稿をイメージして写真を撮っていたんですね。髪というよりも、インスタ上に写真が並んだときの見え方を計算してる感じなのでしょうか。石原さんなら、トリミングや傾き補正もしなさそう…。

 

石原さん:はい、しないですね(笑)。iPhoneの画角越しの “可愛い”瞬間 をそのままカメラに収めていく感覚です。なので、具体的にこうすれば可愛くなるとか、こういう時はこうしています、という特定のルールがないんです。全て感覚的で、その場の空気というか。だから自分の撮影方法を人に教えるのが難しい。

 

改めて石原さんのお話を聞いてみると、超感覚派だということが伝わります。ちなみに写真を撮るとき、ヘアとファッションとメイクのバランスなども、考えていますか?

 

石原さん:んー、撮っている内に、この服可愛いから服メインの写真にしようかなっていうのはありますね。服のおかげでより可愛くなるときもあるし、実際、服の問い合わせがめちゃくちゃきた投稿もあります。投稿に関しては偏らないようにしていますが、その時の動向は気にするようにしています。

 

ファッションがきてるなと思ったら、服メインの写真を多めにアップします。もちろん一人よがりにならないよう、需要を察知しているつもり。フォロワーのみなさんたちが興味をそそられるだろうなと予測して投稿しています。

 

 

 

>人と同じことをやってみる。

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