Voicyスペシャル対談 LECO代表 内田聡一郎×フォトグラファー 松山優介 (後編) 美容師を諦めたから、美容師に支持されるフォトグラファーになれた
「全ては人と人との繋がり。最後は人が導いてくれます」(松山)
松山:美容師のリスナーさんが多いですよね。僕は美容師さんってすごい人たちだと思うんですよ。子どもから大きくなって結婚して、また子どもが生まれてっていう具合に、仕事を通じてその人の人生を見られるってなかなかないですよ。しかもこれほど人と密に関わる職業はないと思うんですよね。今はコロナもあるし、閉塞感もある辛い世の中だけど、こんなに素晴らしい仕事はほかにないと思うので、美容師さんの力で明るくしてほしいなと思います。
内田:そうだよね、暗くなるなって話だよね。コロナ禍の中でも夢を持ってやろうぜ、と。フォトグラファーも一緒ですよね。
松山:そうそう。暗い顔をしていてもまずいい写真は撮れないし、暗い顔で施術しててもお客さん喜ばないですよね。僕は全て人とのつながりだと思っています。
内田:松山さんはハッピーバイブスがあるよね。やっぱり人が全てってことだよね。
松山:そう思います。僕らは人を撮りますから、モデルさんが嫌な気持ちになったらいい写真は撮れないんです。
内田:やっぱり人を好きになれ、人に興味を持てってことだよね。そうすれば、人が導いてくれる。
松山:そう。最後は人が導いてくれます。
内田:対談もいい感じにまとまりましたね。また我々の作品をみなさんにも見てもらえると思うんですが、1年先まで撮影のスケジュールが埋まっている松山さんなんでね、若手の人はいつか松山さんに撮ってもらうことを夢に頑張っていただきたいなと思います。さりげなく松山さんに撮影を頼んでしまう美容学生なんかが出てくると面白いですよね。
松山:ぜひ頼んでください。そうなったら嬉しいですから。
内田:そのくらいの勢いが大事だよね。
松山:全然大丈夫です。全然失礼でもないから前のめりな感じできてください!
内田:ということで、今日は松山優介さんとの対談でした。松山さんどうもありがとうございました!
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プロフィール
LECO代表 内田聡一郎(うちだ そういちろう)
2003年より原宿のサロンでトップディレクターとしてサロンワークをはじめ、一般誌、業界誌、セミナー、ヘアショー、著名人のヘアメイク、商品開発など様々な分野で活躍。
2018年 渋谷にLECOをオープン、2020年 セカンドブランドQUQUをオープン。代表として今後一層の活躍が期待されている。著書「自分の見つけ方」(2013年)、「内田流+αカット」(2017年)、「内田本」(2018年)を発売。また、シザーやシザーケースなどのオリジナルプロダクトも発売中。
2019年12月から若手美容師にエールを送るsoucutsラジオを始動。
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プロフィール
フォトグラファー/松山優介(まつやまゆうすけ)
名古屋のフォトスタジオを経て上京。集英社スタジオ勤務後、chiyoda-studioに所属。美容専門誌をはじめ、フォトコンテストや作品撮影などで活躍。2015年JHAグランプリ、準グランプリ、2016年JHAグランプリなど、コンテストのグランプリに輝く作品を多数担当。メーカー、美容専門学校などで撮影セミナーなども行なう。
(文/外山 武史 撮影/松林 真幸)