内田聡一郎のsoucutsラジオ vol.2 若手が必ずした方がいいたった1つのこと!
東京渋谷の美容室LECOのオーナー、内田聡一郎さんが若手美容師や美容学校生に向けて発信する『soucutsラジオ』。サロンワーク、クリエティブ、経営、教育、ファッション、DJとマルチに活躍し、さまざまなことに出会ってきた内田さんだからこそのリアルでハッとさせれるトークが展開されています。若手美容師、美容学生をはじめ、ベテランスタイリストやオーナーなど、どのフェーズの人にも、きっと「気づき」があるコンテンツです。第2回のテーマは「若手が必ずした方がいいたった1つのこと!」。これから伸びたい若手美容師さんはもちろん、伸び悩みを打開したいスタイリストさんも必見です!
実は今、めっちゃいい気分です
今日(2019年12月7日)はInstagramでもちょこちょこ質問もらっていた「若手のころ何を一番大事にしていましたか?」というテーマで話そうと思います。
というのも、今日は営業が終わってから内定者の子たちと、青山の美味しい焼肉屋さんでご飯を食べたんですよ。その後の内定者のみんなが、めっちゃ気持ちいいリアクションをしてくれたので、今もその余韻に浸っているところなんですけれども。
内定者の子たちはこれから国家試験を受けて、合格してからウチで働くことが決まっています。今日はその懇親会を兼ねた食事会でした。
で、どうして僕が今、気持ちいいと思っているか。ウチでは内定者用のLINEグループをつくっているんですが、みんなめちゃくちゃレスポンスがいいんです。食事が終わって数分後に「今日はご馳走さまでした」とお礼とともに感想を送ってくれたりして。それを見た僕は気分がやっぱりいいわけです。このスピード感が超大事だと思っていて。
僕が若手のころに大事にしていたことに話を戻すと、誰に対してもめちゃくちゃ即レスしていました。僕とリアルでつながっている人はみんな口を揃えていうけど、とにかく返事が早い。メールもそうだし、何かしらの決断をする時も早い。これは、僕がそうしようと思って頑張ってきたからです。
レスポンスが早ければ、大抵の仕事はうまくいく
なんでそれが大事か。モノゴトを即決して、前に進めていくことは社会生活において重要なことだから。これが遅いと、どんどん仕事が進むスピードが鈍くなり、なかなかモノゴトが進まなくなると思うんですよね。即決できるかどうかは、育ってきた環境とか、自分の性格とか、即レスの重要さに気づく実体験があるかなど、いろいろな要素があると思うけれど、とにかくレスポンスのスピードを上げれば、大抵の仕事はうまくいきます。
内定者の二人は、ひょっとしたら意識的に頑張って即レスしていたかもしれない。けれど、僕のバイブスの中ですごく気持ちよくハマったんですよね。だから、若い美容師さんや美容学生さんは、まず即レスを心がけてほしいです。
ちなみに、最近僕は、改めてTwitterを楽しんでいます。ちょっと積極的につぶやいてみようと思ったんですよね。それで、意識的に自分が大事に思っていることをつぶやいています。その中でも即レスの話は結構反応があったので話してみようと思いました。
LINEを溜め込む人は、仕事を捌き切れなくなる
僕もたくさんのお客さまを抱えているから、営業中にLINEが届いてもなかなか確認できません。LINEの未読がたまってしまうのが嫌だから、すぐに捌きたくなるタイプです。時間ができたら案件をどんどん捌いて、仕事を進めます。
レスポンスが遅い人って、1日、2日、1週間っていう具合にどんどん先送りすることによって、タスクが溜まって捌き切れなくなって、決められるものも決められなくなってしまうんじゃないかと僕は思っていて。僕はこれまで以上にどんどんスピードを上げて返信していきたいと思っています。
ということで、今回は若手のうちに絶対やったほうがいいことについてお話ししました。即レスする習慣ができれば、恐ろしいくらいどんどんいろいろなことがうまくいくと思うので、ぜひ意識してやってみてください! また次回お会いしましょう。それでは。
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- プロフィール
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LECO 代表
内田聡一郎(うちだそういちろう)
横浜市内のサロンを経て「VeLO」のオープニングに参加。2009年、姉妹店「vetica」のクリエイティブディレクターに就任。サロンワークを中心に、セミナー講師、DJ、イベントオーガナイズなど幅広い活動を行っている。2018年3月1日に自身が代表となるヘアサロン「LECO」をグランドオープン。2020年4月に2店舗目をオープン予定。2019年12月から若手美容師にエールを送るsoucutsラジオを始動。