内田聡一郎のsoucutsラジオ  「時間てマジで大事だから」vol.18

 

東京渋谷の美容室LECOのオーナー、内田聡一郎さんが若手美容師や美容学校生に向けて発信するsoucutsラジオ。サロンワーク、クリエティブ、経営、教育、ファッション、DJとマルチに活躍し、さまざまなことに出会ってきた内田さんだからこそのリアルでハッとさせられるトークが展開されています。若手美容師、美容学生をはじめ、ベテランスタイリストやオーナーなど、どのフェーズの人にも、きっと「気づき」があるコンテンツです。第18回のテーマは「時間てマジで大事だから」。デキる人のタイムマネジメントを学べるお話しです。時間貧乏さんにぜひ!

 


 

平等に与えられた時間をどう使うかで人生が決まる

 

今回はね、時間についてちょっとお話してみようかなと思います。よく僕は「本当に忙しそうですよね」とか「寝てないんじゃないですか」とか、時間に関する話を振られることがあります。実際ね、僕自身も時間を使うのが上手になってきているなと感じることがありまして。

 

朝起きて夜寝るまでの間の時間は平等に与えられています。その限られた時間を過ごす上で、本当に有益な時間を過ごせているのか、過ごせていないのか判断できることが、これからすごく大事になるんじゃないでしょうか。

 

僕も昔はね、時間を無駄に使うことがあったと思います。夜中まで何かしていて、寝る時間がなくなって寝不足になっていたりしていたんですけど。最近は、絶対に6時間は寝ています。これは自分の中でルールとして数年前からやっていることです。

 

やらないと決めたことは絶対にやらない

 

日々忙しくいろんなところに出張に行ったりとか、タスク処理に追われることあるんですけども、絶対に6時間は寝ているんですよね。その前提で1日の流れを考えています。

 

だいたい僕は朝7時ぐらいに起きて、9時ぐらいにお店に行くんですけども、その間に1日の流れをイメージして、タスクをテトリスみたいな感じに当てはめていくんですよね。朝イチで打ち合わせがあったり、朝練で教えたり、もちろん営業もありますし、その後の打ち合わせがあったり、会食があったり…さらにその間に撮影があったり。

 

自分のプライベートの時間も欲しいし、やりたいことがいっぱいあって、24時間の中に当て込むことが難しくなってくるんですよね。

 

じゃあどういうふうに取捨選択するか。僕は朝起きてシャワーを浴びるタイミングで、1回頭の中を整理しています。スケジュールは携帯で管理しているんですが、「今日はこの時間帯からこの時間帯は絶対これをする」と決めて、意識してやっているんですね。逆に言うと、やらないって決めたことは絶対にやりません。必ずやるべきことを決めて、それに沿って動いてくだけです。

 

例えば、夜の飲み会があったり、会食があったりするんですけれど、僕は大抵途中で帰ります。なぜなら、必ずこの時間までに家に帰ると決めているから。

 

「明日の朝このぐらいの時間に起きなきゃいけないから絶対に帰ろう」と思って最初から途中で帰る前提で参加するんです。でもそれって相手にとって別にそんなに失礼なことではなくて、「ちょっと明日早いんで」って言えばすむ話です。

 

とにかくね、自分が決めたルールをルーティン化して、行動につなげていける人は、時間のコントロールがうまいと思います。

 

時間のコントロールがうまくない人は、なんとなくそのときの衝動で時間をつかったり、他人に気を遣って時間を奪われているんじゃないかな。それで結局、自分のやることを明確にしないまま1日が終わってしまう。これが時間をコントロールできる人と、できない人の差です。

 

>時間の使い方は施術時間の違いにもあらわれる

 

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