カリブの真珠キューバで出会った不思議で暖かい人々。-旅人美容師、桑原淳の世界一周の旅コラムvol.12キューバ編-

IMG_9682

 

  キューバのとても面白いところその2 泊まるときはホテルではなくは人の家でステイ!

 

キューバにももちろんホテルはたくさんあります。物価は全体的に安いのですが、ホテルは結構いいお値段がしてしまいます。

 

そこで、安く済ませたい旅行者のために「カサ」と呼ばれる宿がたくさんあるのですが、それがなんと人の家に泊めていただくスタイルなのです。

 

おばちゃんの一人暮らしだったり、家族だったり、夫婦だったり家はさまざま。その人たちの生活する家の空いた部屋を借りるようなスタイルなのです。

 

宿泊費に朝食込みのところもあれば、別料金でディナーにキューバの家庭料理を作ってくれたりもします。僕が泊まったところはだいたいおばちゃんちでした。

 

カサで出てきたディナーのロブスター

カサで出てきたディナーのロブスター

 

キューバのことをいろいろ説明してくれたり、ご飯を一緒に食べたりと、現地の人と触れ合うことができる、いいきっかけになりとても楽しかったです。

 

おばちゃんが作ってくれる朝食は母の味…とはやっぱり少し違いましたが、なんだかホッとするものでした(笑)

 

 

  キューバのとても面白いところその3  激安ヘアカット!

 

IMG_0093

 

やはりキューバでも美容室を探してみましたが、意外と見つからないんですね。ない訳がないだろ…と街を歩いていると木の看板に「Barber」の文字が。

 

行ってみると家の玄関で男がバリカンを動かしていました。そこにあるのは椅子、バリカン、ハサミ、クシのみ。

 

玄関理容室です。

 

面白そうなので値段を聞いてみるとなんとわずか5peso(笑)日本円にしてたった25円という驚きの値段設定になっています。

 

ちょうど髪を切りたい!と思っていたところだったので、おっちゃんに切ってほしいと伝えると「今日はもう終わりだから明日の昼間に来い」と返事がかえってきました。

 

翌日はキューバ滞在最終日だからちょうどいい思い出になると、行くことを決意。

 

そして昼前に5ペソを握りしめ、おっちゃんの家に向かいました。坊主などにされないだろうか、スペイン語うまく伝わるだろうか、とかなりドキドキ。

 

そして家につくと・・・おっちゃんがいません。

 

「Barber」の看板もありません。

 

やってませんでした(笑)

 

きっと僕のことなど忘れて海にでも遊びに行ったのでしょう。玄関5ペソカットを体験できなかったのは残念でした。

 

 >日本では経験できない、キューバのすばらしさ

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング