タイの少数民族“首長族”の村でカットして感じたこと -旅人美容師の世界一周の旅コラムvol.2タイ編

 

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「世界一周をしながら、1,000人カットする! 」

そんな夢を抱きながら旅する美容師、桑原淳(くわばらじゅん)さんの連載がスタート! 毎月ひとつの国を取り上げ、美容師目線で見たその国の文化や情勢、住む人の特徴や髪質、実際にカットしてみたエピソードなどを紹介します。

 


 

こんにちは。旅人美容師の桑原淳です。

 

僕は現在、 “さまざまな国を周って1,000人カットする”という夢を掲げ、世界を旅しています。

この度、好きな美容師をしながら、「ハサミ」一本でいろんな人に出会い、経験をしたことを、僕なりの解釈で紹介させていただきます。

 

今回は、第一回で紹介した「カンボジア王国」のご近所、ロングステイに最適!微笑みの国タイ王国について書きます。

 

日本からも近く日本人にも人気があるタイ。行ったことがある人も多いのではないでしょうか?

まずはタイのお国事情について説明します。

 

面積は日本の約1.4倍あり、人口は約6,200万人いて、主にタイ人が暮らしていますが、中国系、マレー系や山岳少数民族なども暮らしている多民族国家です。

 

公用語はタイ語ですが、たくさんの外国人が訪れる首都バンコクなどの都市部では英語が通じるところもたくさんあります。

 

4月~5月の暑季には日中は40度以上にもなってとても暑いのですが、11月~2月頃までは最も涼しく過ごしやすく、雨もほとんど降りません。この時期が観光には1番オススメの季節です。

 

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国民のほとんどは仏教を信仰しており、仏教寺院は全国に約3万ヶ所もある仏教大国。金色に光る寺院ばかりで、お寺に行くといろんな人がお祈りをしているし、日本とは違う印象を受けます。

仏教以外にも国民は王家をすごく尊敬していて、家庭、オフィス、商店や屋台などいたるところで国王の写真入りカレンダーや肖像画が飾られています。

 

バンコクのチャオプラヤー川からみた有名なお寺「ワット・アルン」

バンコクのチャオプラヤー川からみた有名なお寺「ワット・アルン」

僕はタイの魅力に取り憑かれて合計3回も行ってしまいました。

 

首都バンコクをはじめ、タイ南部のリゾート地プーケットや北部の古都チェンマイ、世界遺産のアユタヤやマニアックな田舎町などたくさんの場所を訪れ、 有名な場所でもカットをしてきました。

バンコクのカオサンロードや王宮前広場、プーケットのパトンビーチ、チェンマイのターペー門などです。

 

カオサンロードでカット

カオサンロードでカット

チェンマイのターぺー門前広場でカット

チェンマイのターぺー門前広場でカット

プーケットのパトンビーチにて

プーケットのパトンビーチにて

 

また、タイは観光大国なので、世界各地から旅行者が集まります。

現地のタイ人や日本人の他に、15ヶ国以上、30人以上の外国人旅行者もたくさんカットしました。この人数は他の国に比べるととても多くなります。

それだけタイは、世界的に人気の高い国なんだと思います。

 

 

今回、特に思い出に残る山岳民族の“カレン族”の住む村を訪れたときのことを書きます。

 

>次は、カレン族との出会い!

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