ヘアカラー賢者たちが溺愛するヘア処理剤「グリッターボンド」開発秘話。地方発信プロジェクトに注目!

地方美容師として発信したい。

 

僕と宗像は、もともと髪質改善や縮毛矯正でブランディングしていたので、”髪の質感の良さ“を常々、追求していました。質の高いヘアケアの提案が、どれだけお客さまに喜んでいただけるかを知っていた。だからデザインカラーの技術では追いつけないかもしれないけど、薬剤技術による髪の劣化を防ぐプロダクツを作れば、地方美容師として発信していけるかなって。

 

商品化が決まってからは、地方から日本へ、そして世界へと発信していきたいと考えました。東京に対抗する気持ちは少なからずあったけど、結局東京のカリスマの方々にアドバイスをもらったりして、本当にありがたい話です(笑)

 

人との縁が知識の幅を広げてくれた。

 

 

実は僕たちには突出するほどの薬剤知識はありません(笑)。ですがSNSを通じて知り合った美容師さん達や、開発に協力していただいたメーカーの社長がヒントをくれて、それを参考に僕たちが現場で感じているニーズを加味して作りました。SNS上での繋がりが縁となって、僕たちの知識の幅を広げてくれたんです。

 

グリッターボンドの特徴は、開発していく中で生まれた「グリッターオイル」による独特なしっとり感とツヤ感。それでいてブリーチのリフトや還元力は低下させない設計。あとカチオンの特性を利用し、アニオンを1浴式にしたことです。

 

 

開発する中で妥協できなかった点でいうと、やはり薬剤の操作性ですね。もちろん僕たちも営業で使っていましたが、本格的に商品化していくためには、より効果が確実に分かる唯一無二の処理剤として、自信を持って送り出せるレベルへ高めていくべきだと考えました。お金を払って買ってもらう訳だから、誰でも使えば効果が分かるものにしたいし、色々な薬剤を使われる美容師さんを想定して、どんな薬剤技術でも万能に使えるものにしたいという思いが強かったです。あとは美容師さんの負担にならないようにコストを下げたくて…。それはかなり頑張りました(笑)せっかく使ってもらうのだから、使い続けてもらいたいですしね。

 

実際にグリッターボンドを試してもらった美容師さんからは、“今までのプレックス剤のいいとこ取り”だと、気に入っていただいてます。

 

髪本来の美しさを追求して。

 

 

もともと髪質改善を専門にしている美容師だったということもあって、他店でブリーチして髪が傷んでしまったお客さまが多く来店していました。僕が傷ませないように出来れば、それも髪質改善につながるのでは? という想いがあったのも、このプロジェクトを始めたもう一つの理由です。

 

これは僕のサロンの話になりますが、ヘアカラーの施術では必ずグリッターボンドをレシピに加えることで、髪質を高めるアプローチを行っています。今日もあるお客さまにバレイヤージュの提案をしましたが、デザインカラー以上に、髪質の仕上がりにご満足いただけた様子。美容師として、デザインより髪本来の質感を際立たせるような提案を目指してきた僕としては、今回こうやってみんなが気に入ってくれるような商品ができて感無量です。

 

>コロナ禍をみんなで乗り越えたい。

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