タブロイド版リクエストQJ2022-2023年冬春号がこのほど発行されました。ここでは誌面の一部をご紹介します。

なぜ今、カーボンニュートラルについて考えるべきか。その答えを探るヒントをくれたのは、千葉県でサステナブルなサロンづくりに取り組む猿田哲也（さるたてつや）さん。様々な情報が交錯する今、冷静に社会情勢を捉え、美容業界として取り組むべき枠組みを持つことが欠かせない。猿田さんのサロンを訪問し、業界特性を織り込んだサステナブルな取り組みをレポートする。

＞人と環境に配慮する美容業界へと変えたい！

＞環境に優しいサロンのカーボンニュートラル先進実例

「きれいをつくる美容室が、地球を汚していいはずがない」柏の個人店がSUSTAINABLE SALON®︎認証を立ち上げた！

猿田哲也さんは、美容業界のサステナビリティ(持続可能性)を追求し普及させることを目的に、一般社団法人日本サステナブルサロン協会(JSSA)を設立。2021年7月から、SUSTAINABLE SALON認証をスタート。認証を受けられるのは「人体への配慮」「自然環境への配慮」「空間への配慮」「エネルギー資源への配慮」など、9つの基準を満たしたサロンのみ。猿田さんは一般社団法人日本サステナブルサロン協会代表理事として、サスティナブルな美容マーケットをつくるために尽力している。現在、認証されているのは5サロンで、他2サロンが認証に向けて進行中。

地球美化のキーワード「カーボンニュートラル」とは？

「脱炭素」「カーボンゼロ」も同じ意味。二酸化炭素や温室効果ガスの排出と吸収がつり合って差し引きゼロになった状態が、つまりニュートラル（中立）になる。

＞人と環境に配慮する美容業界へと変えたい！