LECO代表 内田聡一郎×ファッションスタイリスト相澤樹×ヘアメーキャップアーティスト奥平正芳 ミキティは数学脳でオクちゃんは天才肌!? 新しい表現ってどう生み出すの? Voicyスペシャル鼎談(ていだん)
「みんなで『やっぱこれだね』ってなれるからチームでやれてるのかな」(奥平)
相澤 結局は、シャッター切った後からのせめぎ合いだよね。どうする?ってね。
奥平 みんなに見てもらえるのは、撮ったものだけだから。
相澤 撮ったものを見て、どれだけ作品を見る人の気持ちになれるかが大事だよね。
奥平 一緒に出来上がったものを見て、「やっぱこれがいいよね」ってなれるからチームでやれてるのもあるかな。
相澤 そうだね、それがチームってことだよ。
奥平 ディスカッションはあるけど、「やっぱよかったね」で終わるから。
相澤 やりやすいチームはあるよ、確かに。全員初めましてだと、「やっぱあの時もっと言っておけばよかったかな」とか思うこともあるもん。馴染みのチームなら「ああじゃない、こうじゃない」っていうしね。
「二人とも新しいものってどうやって生み出してるの?」(内田)
内田 そこは遠慮せずに言える感じなんだ。二人ともクリエーション畑で常に新しいものを求められる立ち位置じゃないですか。そういう新しいものを自分の中でどう生成してるんですか。
奥平 もうクセみたいになってるんだけど、休みの日とか関係なく何か考えちゃうんですよね。「なんかおもしろい素材ないかな」とか。
内田 出歩いたりはしないんですか。
奥平 家の中で考えたりすることが多いかな。何もしていないときふっと思いついたりするから。
内田 天才肌ってことか。
相澤 天才肌だね。
内田 そんなに急に出てくるもの?
奥平 ふわっと思いついたものを携帯にメモしているんだけど、意外と使わなくて。ネタ帳として置いてあるんだけど…みたいな感じですね。
内田 へー、それで出てきたアイディアを明日の撮影でやろう、とかなるの?
奥平 そういうときもあるかな。
内田 やっぱ天才肌だな。
奥平 だから逆に物事をあんまり知らなくて。編集さんとかに「あの年代のなんとかが」って言われてもわからなかったりとか。