punelの新ブランドサロン『SOL.JINGUMAE』が始動！齋藤剛が圧倒的経験値で仕掛けるハイブリッド型「かかりつけハイトーンサロン」
スタッフの夢と幸せを尊重するため、雇用形態は問わず柔軟に対応
齋藤：僕はずっと正社員でキャリアを積んできたのでフリーランス経験はないですが、最近の美容師さんは20代半ばくらいでも会社に属さない人がかなり増えましたよね。それを求めている人たちが一定数いるので、雇用についてはそこを度外視して一緒にやる、という考え方です。高技術サロンではありますが、スタッフは正社員とフリーランスが混在しています。フリーランスの歩合についても、シェアサロンと大差がないように配慮しているつもりです。
片寄：まだお店をオープンしたばかりなので前例はないんですが、例えば今後アシスタントや若い世代に勢いがあって売上が伸びていった場合、正社員とフリーランスだと手元に残るお金に差が出てしまいますよね。その差が大きくなり過ぎないように、柔軟にバランスを考えていきたいなと。そういうところも大切に考えたいと思っています。
齋藤：フリーランスは独立志望の人が多いので、ここで技術を一緒にやりながら学んで、将来的にビジョンが見えるならフランチャイズみたいな感じでお店を出すこともできるだろうし、そこは状況をうまく作ろうかなと思っています。スケール化していく上では数を増やせばいいということではなく、人と人との信頼関係がかなり大事なので、僕らの考え方に共感してくれる人が増えてくれたらいいなと思っています。5年後に閉める可能性が少しでもあるなら、やらないです。それならスモールのままでいて、働いてる人が幸せな状況をうまく作っていくほうが価値があると思うんですよ。
- プロフィール
-
齋藤 剛（さいとう つよし）／PUNEL代表
福島県出身。仙台の美容専門学校卒業後、都内有名店に入社。“ブリーチの神様”と称される超高度なテクニックに定評があり、業界内外から注目を集める。一般誌、業界誌の撮影、セミナー講師として活躍中。佐藤真那人と発信するオンラインサロン「SKILLS」は、会員数2200人超え。
Instagram：@tsuyoshi_saito
島根県出身。美容専門学校卒業後、都内有名店に入社して4年勤務。その後、フリーランス期間１年を経て、都内人気店に入社。店長、マネージャー職を経て新店舗の立ち上げに携わる。2021年5月、『punel』のオープニングメンバーとして参加。2022年1月より現職。
Instagram：@ hikaru_katayose
（文／織田みゆき photo／松林真幸）
