GOALDのオンライン教育改革に直撃!−スマホでできる動画マニュアルサービス「soeasy buddy for beauty」導入の理由
動画マニュアルツール「soeasy buddy for beauty」。近年オンライン教育の需要が高まったことも追い風となり、今美容業界でじわじわと浸透してきているニュータイプの動画マニュアルツールです。このツールを上手に活用すれば、デビュー期間の短縮や、スタッフの残業&練習時間の削減、生産性の向上につなげることができるのだとか。この度、人気メンズサロンGOALDがsoeasy buddy for beautyの導入を決断!代表の中村トメ吉さんにはなぜ導入を決意したのか、オンライン教育をどう見据えているのか。また現場スタッフの代表として根目沢竜也さん、岩城仁さんには実際の使用感や期待する効果をお話しいただきました!
◇まず、「soeasy buddy for beauty」とは?
簡単に動画マニュアルがつくれるのはもちろん、画像・音声・テキストでのノウハウを検索しやすく蓄積。さらに気づきなどをタイムリーにコメントしあえて、社内コミュニケーションを活性化。つまり、soeasy buddy for beautyは「動画マニュアル作成アプリ」と「e-learning」と「社内SNS」の“いいところ”を集めた「おしえあいば」プラットフォームです。
POINT1:見て伝わるノウハウを、簡単に動画マニュアル化して、検索しやすく体系的にストック
スマホで動画を撮って投稿ボタンを押すだけ。
字幕は自動で表示され、編集の手間なく動画マニュアルが完成。さらに画像、音声、テキストも情報蓄積・共有が可能。スマホ、タブレット、PCで、いつでも、どこでも、何度でも、視聴・閲覧できるから、誰でも学習効果を高められます。
POINT2:タイムリーな情報や気づきを、すぐに投稿し共有できる社内コミュニケーション(SNS)機能
業務連絡や仕事での気づき、または質問や想いなどを、リアルタイムに関係者へ共有。メンバー同士のつながりを豊かにするのはもちろん、その情報をもとにマニュアルの鮮度を高く保つことで、生産性の向上や成長スピードの加速に役立ちます。
POINT3:学習状況も求められている情報も、モチベーションもエンゲージメントも、一目にわかる管理画面
誰がどの情報を閲覧したかをデータ化。学習状況の把握とともに、各マニュアルの有用性を確認できます。またコメントの投稿状況などもわかるため、スタッフのモチベーションやエンゲージメントの低下にいち早く気づき、離職を検討する前にケアに動くことが可能です。
オンラインとオフラインの目的は違う。使いどころの見極めで、ゴールまでのスピードが変わる。
<プロフィール>
GOALD
代表取締役 中村トメ吉
23歳でスタイリストデビュー。ヘアカタログ巻頭とランキング1位を連発。芸能人やサロンモデルから絶大な支持を得て25歳で店長に就任。28歳で起業。都内の2つの有名サロンをメンズ業界No.1サロンに押し上げ、2019年9月に再び起業。新しいメンズサロンブランド『GOALD』をOPEN。経営者として5年で10億円の収益を出し、2018年3月には自身の著書「若手を動かせ」を出版、Amazonベストセラー1位を獲得。「全国経営者セミナー」で業界最年少登壇。全国各地でセミナー活動を精力的に行い、総動員数は述べ1万人を超える。地上波テレビ・新聞。経済紙など業界の垣根を越えて、数々のメディアに取り上げられ続けている。メンズ美容師のパイオニアであり、業界に新しい価値観を生み出す実業家・革命家。
−「soeasy buddy for beauty」を導入したきっかけを教えてください。
京都や名古屋に出店をして、店舗を移動してスタッフ教育をする日々が続いていて。でも、僕の体も時間も限りがあるし、ちょうどコロナ禍だし、オンラインでどうにかできないかと試行錯誤していました。限定公開にして動画をアップロードしたりもしましたが、結局教える側の一方的なアウトプットでしかないなと感じて。でもこのツールは会社全体を巻き込みながら、コミュニティ化することができる。スタッフ全員でコンテンツを作り上げていけるところがGOALDらしいなと思い、導入を決めました。いつでもどこでも絶対に持ち歩くスマホで、好きなときに技術動画を確認できるってところもいいですよね。僕の時代にはなかったな。
−中村さんは、オフラインでのコミュニケーションを重視しているイメージがありますが、オンラインとオフラインの違いはなんだと思いますか?
技術や現場の楽しさとか、どうしてやらなければならないのかとか、どちらかというと心に訴えかけたいことを伝えるときは絶対にオフライン。モチベーションアップやコーチングの部分ですね。具体的にカットやカラーをこうやってとか、これを使ってとか、HOW TOやマニュアル的なことを伝えるとき、進捗確認をしたいときなどはオンライン。ちなみに僕は今ほとんどの会議がオンラインです。対面で話すよりニュアンスが伝わりづらいので資料をつくり込むようになりましたし、オンラインだと時間制限があるケースもあるので、会議自体の精度が上がったと感じますね。無駄がない。オンラインとオフラインとではやりたいこと、目的がそもそも違うので、使い分けるようにしています。
−実際に「soeasy buddy for beauty」を導入されてみてスタッフの反応はどうですか?
1年目の子が通勤時間に見たりしているとか、そういう話を聞きますね。シンプルに反応が聞こえてくることが嬉しいし、それで第一フェーズはクリアしたのかなと。ここからどうすればもっと良くなるのかが次の段階かなと。
−「soeasy buddy for beauty」に期待していることはどんなことですか?
時間の効率化と、それに伴って早期デビューの実現に期待しています。業界的にも課題ですよね。あとは、オフラインでの指導が明確にもなるんじゃないかな。このツールに投稿されている動画を見た上でわからない部分を質問するので、教える側も何がわからないのかがはっきりしないということがない。生産性も上がるでしょう。
また、美容師は技術職なので、こだわればこだわるほど一般の視点を失っていくものだと思うんです。だから自分レベルの目線で人を教えてしまう。1年目や2年目の子にしてみたら、その話を聞いてもわからないですよね。それを動画化して説明することで互いにコミュニケーションが取りやすくなるんじゃないかな。そうでなくても、若い世代って人に面と向かって何かを聞きづらい人のほうが多いでしょ。対面じゃないからこそ発言しやすい、質問しやすいムードはつくれるはず。あとは、教える側の教育にもなるだろうと。自分が投稿した内容に対しての反応が数値的にも細かくわかる仕組みなので、色々考えてほしいですね。
−将来的に「soeasy buddy for beauty」を活用して、どのような展開を会社では考えていますか?
うちのビジョンは、メンズ美容のインフラ企業になること。
現状でメンズ美容師に対するメンズ専用の
事(教育)物(プロダクト)場(働く場)の3つが全国的にありません。
その3つを補う6つの事業展開をしていきます。
グループ全国 100店舗、提携サロン1万店舗と繋がりを持ち【場】の創造。
自社のメンズ教育プラットフォームと
soeasy buddy で全国的にメンズ教育底上げを目的とする(事)を。
自社メーカーでメンズ専用のプロダクト開発をし、全国のメンズ美容師に提供する(物)を。
この軸となるのが教育です。 ただ場所をつくって終わり、ものを売って終わりではなく、その先を見据えてメンズ美容に対して知見のある、パッケージ化された自社の教育を日本に広める構想をしています。
ブランドサロンの技術って秘伝のタレのようなもので、広げるという意識はあまりないですよね。でも僕は、解放・共創という意識でいます。全国に技術を広げたいし、自社だけが勝ちたいわけではない。なぜかというと、美容師のレベルが全国的に上がって、お客さまに素晴らしい価値やサービスを提供できて、美容師もお客さまもハッピーになれば、それが 1 番いいじゃないっていうシンプルな理由なんですけどね。東京には全て揃っているだけですごいわけではないし、ブランドサロンがすごいという価値観も消し去りたい。東京以外の美容師はいい意味でコンプレックスがあって、その分吸収も早いし熱意もある。素直で 謙虚で感謝もできる。そんな人達に僕が経験した正解だと思うことはどんどん伝えたいし、 一緒にやっていきたいんです。でも、僕一人では限りがあるし、教育できる人材もまだ多く はない。全国規模でスケールしていくためにもオンラインでのプラットフォームは絶対的に必要で、このツールをその場面でも活用していく予定です。
−オンライン教育の需要は、若手スタッフを中心にこれからますます需要が増していくと予想されます。まだ抵抗がある経営者の方もいらっしゃると思いますが、中村さんはどのように考えていますか?
コロナ禍でも結局なんとか大丈夫だっていう風潮に美容業界はなっていると思っていて。でも大丈夫ではないですよ。当たり前の基準は時代によって変わっていくし、変化にどう対応していくかで真価が問われる。だからと言って、オンラインが流行っているからとりあえずやってみようとなっても、モチベーションが弱いから続かないです。オンライン化にしろ、このツールを使うにしろ、なぜやるのか。目的意識を持つことが大事です。
また、そもそも経営者の本質のミッションは、自分や会社を守ることではなくて、どれだけスタッフを守れるか。そのミッションをどう達成するかの手段は、自分目線ではなくてスタッフ目線で選ぶべきです。美容師もそうですけど、一流の経営者って視座も高いしこだわりも強いけど、誰よりも一般的な目線を持ち続けている人のことだと思うんですよね。一般的な目線を失った時点で終わり。まずはスタッフの声に耳を傾けてみてください。
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