【第二弾!】教育時間が大幅短縮?!離職を防ぐきっかけにも?進化する動画サービスの今。スマホでできる動画マニュアルサービス「soeasy buddy for beauty」活用法を一挙紹介!

 

残業時間が2時間短縮!導入後に現れたスタッフの変化とは−株式会社GULGUL大河内隆広さん&是友 重輝さん−

 

 

<プロフィール>

株式会社GULGUL

代表/大河内 隆広(おおこうちたかひろ)(写真左)

 

東京都出身。国際理容美容専門学校の通信課程を経て、18歳で美容師に。25歳で美容師を辞め、メーカー勤務。30歳でGULGUL1号店をオープンさせる。現在、東京・千葉で美容室『個室型美容室 GULGUL』、カラー専門店『いろ髪』、ドライヘッドスパ『王様の昼寝』など計17店舗展開。2017年3月から始まったオンラインサロン『NO LIMIT』では財務のスペシャリストとして講師を務める。

Twitter:@takagul

 

GULGUL妙典店

店長/是友 重輝(これとも しげき)(写真右)

兵庫県出身。神戸ベルェベル美容専門学校卒業。妙典店の店長を務める。ドライカット、クセやカールスタイルなどの再現性と骨格に合わせた提案を得意とし、現在はGULGUL全店の教育担当としても活躍中。

 

SALON DATA:

店舗数:9店舗(東京、千葉など)

スタッフ数:80名

導入歴:2年

 

 

Q.「soeasy buddy for beauty」を導入しようと思ったきっかけはなんですか?

 

 

大河内:店舗数が増えていくにつれて、それぞれの店舗のスタイリストや店長が主観で技術を教えたり、ルールを決めたりすることが多くなってきていたんです。これだけは全店舗共通で共有しておこうということも、なかなか思うように伝わらず難しさを感じていました。そんなときにこのサービスを知り、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツが注目されているし、マニュアルもいずれ動画になる時代が来るのかな、と。技術や社内のルール含めて情報共有できるツールとして、一度このサービスを試してみようと思いました。使ってみながら、いい活かし方をスタッフが見つけてくれたらいいな、くらいの軽い感じです。でも、動画マニュアルって理にかなっているとはずっと思っていました。紙のマニュアルは、人によって解釈が全然違うんですよ。同じものを読んでいるのに、全員違った教え方をする。その差をカバーするのが全体講習だったりしたんですけど、スタッフや店舗数が増えれば増えるほど、時間的にも距離的にも講習自体が難しくなってしまう。動画を作って共有することでそれを補いたいとはずっと考えていたことだったんですよね。

 

Q.どのように活用されていますか?

 

 

是友技術動画をカテゴリに分けてフォルダ分けしてあります。それを見てスタッフが練習するという流れです。今までは教えてもらうアシスタントだけが閲覧できるようにしていたのですが、最近はスタイリストも動画を見ることができるようにしたので、教える側もこの動画に沿って伝えればいい。人によって言っていることに違いがなくなり、アシスタント、スタイリスト双方にとってすごくわかりやすくなったと思います。ちなみに、もともと動画編集や撮影が趣味だったこともあり、動画をつくること自体はさほど苦ではなかったのですが、サロンワークをして、練習も見ながらとなると時間の捻出がなかなか難しい。出来上がるまで動画作成に集中できる日を社長に直談判してつくってもらい、準備を進めました。

 

Q.導入されてどのような効果を感じていますか?

 

 

是友残業時間を2時間削減することができました。以前は、サロンワークをして疲れているところをダラダラ練習して終電間際に帰る…というルーティンのスタッフばかりでしたが、導入後は20時に営業が終わって21時にはみんな帰るようになったんです。なぜかというと、通勤時間に予習をしてある程度技術を把握した上で、練習。その上で疑問点があったら聞く、という効率的な練習方法に切り替わったから。あらかじめ予習をしてあるので、スピーディーに練習が終わり、オフの時間もしっかりと取れるようになりました。しかも私が指示を出したわけではなく、自然とその流れに変わっていたのは驚きましたね。

 

もともとあったテキストのカリキュラムは、練習時間を短くするための効率化も考慮してつくったものでした。でも、スタイリストが伝える時間が長くなってしまったりしてどうしても上手くいかない部分があったんです。それを動画に落とし込んだら上手くマッチしたという面も大きいと思います。

 

あとは、こうした動画教育にメリットを感じて入社を希望される方もいらっしゃいますね。先輩に聞きづらいとか、お願いしづらいとか、そういう悩みも解消されますし、こういう時代だからこそ余計にプラスに受け取ってもらえているのかもしれません。

 

Q.今後どのように利用していく予定ですか。また、どんな展開を期待していますか。

 

 

是友:定期的に動画の見直しをして、ベーシックな技術だけではなくトレンドを抑えた技術動画を追加していくことを検討しています。以前ならトレンド等は外部講習で学ぶことが多かったのですが、コロナ禍のためなかなかそういう機会もない。現に新卒1年目や2年目の子たちは講習に行く習慣もないし、仮に今のコロナが収まったところで講習に行くかどうかもわからない。だからこそ僕たちが動画でそれを補っていくことは必要なのかと思っています。

 

 

大河内:このコロナ禍で、会わなければできないと思っていたことが、会わなくてもできるっていう状態になってきていますよね。Zoomなどのオンラインツールも随分発達しましたし。全体講習も、コロナ前は絶対に集まらなければならないものだったけれど、今はその必要もない。会わなくてもいろいろできる時代になったので、このツールに限らず、オンラインの幅はもっと広がっていくのではないかなと思っています。カリスマ講師が画面を通してレッスンしたり、技術テストも遠隔でできるようになったりするかもしれない。いずれにせよ、技術と動画の相性がいいというのはわかりきっていること。それを時間とお金を投資して、活用できるか、活用しきれるかがすごく大切なところなのではないでしょうか。

 

練習会がなくても、デビュー期間は短縮できて、業績も右肩上がり。動画教育はこれからのサロンに絶対に必要なもの–Lomalia 泉脇 崇さん–

 

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