美容業界に恩返しを!Instagramフォロワー20万人超のカリスマALLZ SHOKIが秘伝レシピを大公開。日本のハイトーンカラーを革新する方法とは?
ハイトーンカラーが上手い美容師を全国に増やしていきたい
編集部:これからの普及が楽しみな「Color Recipe」ですが、この先どんな展開を考えていますか。
SHOKI:このアプリには、完成したカラーをAIが採点する機能もあるんですよ。スコアをどんどん蓄積することによって、カラーごとの平均点を出すこともできます。スコアの高さによって、ブロンズ、シルバー、ゴールドのようにランク分けした表示も出てきます。たとえば、ハイトーンカラーをやりたい美容学校生が就活するときに、アプリでランクを見たらどのサロンにハイトーンカラーを積極的にやっている美容師がいるかわかります。採用する側も、ランキングに入っている学生がいたら採用したいですよね。
若手の美容師さんで、ハイトーンカラーがあんまり得意じゃない人にも使ってほしいです。このアプリは、現状の髪の状態となりたい髪色の画像と共に、黒染めしているとか、パーマの履歴があるとか、入力をしてもらうとそれに応じて判別してくれます。ダメージレベルに合わせてカラーの配合や放置時間を決めるから、事故も起こりづらいんですよね。当然、「今日はやめておいたほうがいいですよ」という結果が出ることもあります。アプリを使えば失敗を防げるし、キレイなカラーをつくれるようになります。
ALLZにはありがたいことに、わざわざ北海道や九州からきてくれるお客さまもいます。でも、交通費がかかるし、本当は地元で好きな色にできたらそれが理想だと思うんですよ。浮いた交通費を洋服とか好きなものに充てられたらいいじゃないですか。だからこのアプリを上手に活用してもらって、全国にハイトーンカラーが得意な美容師さんが増えたらいいなと思っています。
山崎:ランキング上位の人には特典としてSHOKIさんから個別のレッスンを受けられるとか、もしかしたら、トップランカーを集めたシェアサロンのような場所をつくるとか、新しい機会を提供したいという願いもあります。アプリのランキングを見ればカラーが上手い美容師さんがわかりますから、転職などの役にも立つかもしれません。
技術のクオリティだけではなく、施術回数などもスコアに反映され、ランキング化されていくので、使い込んでいる人ほど目立ちます。経験値を積んでレベルアップしていくゲーム性を出してみました。
SHOKI:お客さまからは「最高です!」と言われても、自分が成長しているかどうかって、あんまりわかんないと思うんですよ。でも、アプリを使えば、つくったカラーに対してスコアが出るし、経験値も積みあがっていくから、成長を実感できます。これもオススメのポイントですね。