美容業界に恩返しを!Instagramフォロワー20万人超のカリスマALLZ SHOKIが秘伝レシピを大公開。日本のハイトーンカラーを革新する方法とは?

金融業界のソリューションで培った知見をColor Recipeに注入

 

 

編集部: 開発者のお二人は何者なんですか?

 

SHOKI:二人とも超名門大学の理数系の博士号を持っている天才です。僕が普通に暮らしていたら、出会うこともなかったと思います。

 

山崎:僕らの会社は金融業界を中心としてAIプロダクトを開発したり、効率的な資産運用の支援などをしています。投資ファンドや金融系のソリューションは、「儲かって当たり前」で、損をすると責任を追求される業界です。

 

このColor Recipeに関しては、美容業界を楽しくするという目標がありますし、使ってくれる人が喜んでくれるので、やりがいがあります。ユーザーに喜んでもらえると、自分たちも嬉しいんですよ。

 

 

米森:これまで僕は、人間のスピーチや、衛星画像の分析をするときにAIの技術を使っていました。なので、画像の処理に関する経験はあったものの、ハイトーンカラーに関しては全く未知の領域。このプロジェクトのおかげで今はずいぶん詳しくなりました。実際にはやらないですけれど「自分もハイトーンカラーの施術ができるかも?」と思えるレベルです(笑)。

 

編集部:開発の過程で大変だったことは?

 

米森:アプリでSHOKIさんの頭の中を再現するために、さまざまな思考パターンを確認する必要がありました。たとえば、髪の状態が、バージンヘアとプリン状になっているときでは、薬剤選びも塗布方法も異なります。元の状態から、お客さまがなりたい姿になるためには、何が必要なのかをSHOKIさんに聞いて、レシピの種類を増やしていきました。人間ができることはほとんどすべてAIで再現可能です。ただ、そのためには、人間がどのように考え、その結果に至るのかを、言語化や数値化することが必要なんです。

 

SHOKIさんが、髪の毛のチェックの仕方やどのように処理するのかを理解するために、施術写真を集積しています。写真を電子データとして処理し、色空間の数値を見てデータとしてカラーを認識できるようにします。そのようにさまざまな情報と技術をアプリに詰め込みました。

 

>ハイトーンカラーが上手い美容師を全国に増やしていきたい

 

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