美容業界に恩返しを!Instagramフォロワー20万人超のカリスマALLZ SHOKIが秘伝レシピを大公開。日本のハイトーンカラーを革新する方法とは?

 

ハイトーンカラー、デザインカラーで美容師からも注目を集めるALLZ(オルズ)のSHOKI(ショウキ)さんが超精密にカラーの選定を行うAI搭載アプリ「Color Recipe」を開発。SHOKIさんのハイトーンカラーの知識を全て詰め込んだという「Color Recipe」は、「施術前のBeforeの状態の写真」と、「なりたいヘアカラーの写真」をアップするだけで、ブリーチの配合、放置時間、回数やオンカラーの薬剤選定をAIが判定する優れもの。しかも、その精度が衝撃的に高いということで、編集部がSHOKIさんと開発者のお二人に突撃取材しました。そもそもなぜアプリを開発することになったのか、そして、「Color Recipe」の成功の先にどんな未来を描いているのか存分に語っていただきました。

 


 

ALLZ代表

SHOKI(鈴木翔貴)

静岡県出身。国際理容美容文化専門学校渋谷校卒。都内の地域密着型サロンと、有名店を経て、2023年4月ALLZをオープン。1人1人に合わせたオンリーワンのハイトーンカラーが武器。Instagaramフォロワー約20.5万人。インフルエンサーやアーティスト、アスリートからの指名多数。

@shokisuzuki

 

【AI開発者】

INFINITY LABS 株式会社/CEO

山崎 幹英(やまざき みきひで)

Imperial College London 博士課程修了 博士(物理化学)

2012年 Bain & Company Japan, Inc. 入社

2014年 MYK Capital Management Group S.A COO 就任

2015年 Luqman Weise Capital Ltd.を設立しディレクター 就任

2016年 INFINITY LABS株式会社を設立しCEOに就任

ALLZにお客さまとして通う中で、ハイトーンの選定をアプリでできたらどうかと考案。

 

Project Manager

米森 星矢(よねもり せいや)

東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程修了 博士 (科学)

2015年 株式会社 Boston Consulting Group 入社

2017年 INFINITY LABS株式会社に参画

「Color Recipe」を開発。AIによるハイトーンカラーの選定を可能に。

 

SHOKIさんの頭の中をデータ化し、アプリに詰め込む

 

 

 編集部:Color Recipeはどんなアプリなのか教えてください。

 

SHOKI:僕のカラーの知識を全て詰め込んだアプリです。どうしようもない僕を救ってくれた美容業界に恩返しをしたいという気持ちで3年以上にわたってカラーレシピを蓄積して作りました! 具体的にはお客さまの施術前の写真から髪の状態を分析し、「なりたい髪色」の写真のカラーになるためのブリーチやカラーリングのレシピと手順を表示するアプリです。美容師さん、美容学校生がハイトーンを施術する際に迷いなく選定ができるようになります。

 

お客さまのビフォーの状態の写真を撮ったあと、お客さまがやりたいカラーの写真を撮って解析すると、カラーをつくるために必要な薬剤と放置時間などのプロセスがわかります。レシピの素は僕の知識と経験です。レシピの内容は、全て僕の頭の中にあるデータと同じということになります。

 

 

カラーレシピを使ったBefore・After

 

ハイトーンカラーって、お客さまの髪の状態や、やりたい色によって使用する薬剤や放置時間などが全然違うし、担当する美容師によってもレシピが変わります。以前勤めていたサロンは、日本一といっていいくらいハイトーンカラーをつくっていました。でも、似たような色でもみんなつくり方が違うから、アシスタントが混乱することもあったんですよね。違う先輩につくと、やり方も違うのでまたイチから覚えてないといけない。どうにかできないかなと思っていたんですよ。

 

かく言う僕も感覚派の人間なので、カラーをつくるときのレシピってデータとして残していなかったんです。ターニングポイントは、アプリの開発を提案してくれた山崎さんと出会ったことです。ちなみに山﨑さんは元々、僕のお客さまなんです。

 

 

山崎:ハイトーンカラーの施術を受けているときに、SHOKIさんがアシスタントの子に指示を出しているのを聞いたら、呪文みたいで意味がわからなかったんですよね。

 

それで興味がわいてSHOKIさんに「カラーのレシピをデータ化して、誰でもSHOKIさんと同じカラーをつくることができるAI搭載アプリに興味がありますか?」と聞いたら、興味を持ってくれたんですよ。

 

SHOKI:AIって、僕は全然知らない世界だったんですけれど、だからこそ面白そうだと思ったんですよね。そこから3年くらいかけて、レシピデータを蓄積して、2024年4月にやっとアプリをリリースするところまでこぎ着けました。

 

 

>金融業界のソリューションで培った知見をColor Recipeに注入

 

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