【美容師のハサミ】AFLOAT宮村浩気の最速カットを一気見!あの武道館のショーがよみがえる!カリスマ美容師のハサミ伝説
カット実演! まずはメインシザーから
宮村:手にフィットするようにデザインしたハサミなので、ずっと使い続けていても全く疲れません。指を入れた時、指の形に沿う形になっていて、なめらかな開閉感が特徴です。
(と話しながら、ウィッグカット中の宮村さん)
トカジ:すごい!武道館のカットが目の前に!!
(と、カメラを構えながら大興奮のトカジさん)
宮村:どうやったら早くカットできるかな、と切りながら常に考えています。カット効率を考えることが自分にとっての鍛錬だと思って。カットは早くても、仕上がりは同等になるように。そうやっていると、結果的には3分で切れちゃうんですよ。
(ゆっくりと話しながら、猛スピードで手を動かしている宮村さん)
トカジ:ざっくりとした質問なのですが、宮村さんにとってのカットのこだわりは?
宮村:キレイに切らない。でも絶対に顔まわりで似合わせる! 肝心なのが顔まわりですね。ロングのお客さまが多かったので、首から落ちてくるヘムラインのレイヤー感とかにはすごくこだわりましたね。
でも忙しくても、絶対に2回切るんです。ウェットで切って、最後仕上げでドライで切る。やはりドライにしてみなければ、細かな似合わせ部分まで分からないので。
トカジ:変な質問なんですけど、腱鞘炎にはならないんですか?
宮村:腱鞘炎にはならないですね。一度、腱鞘炎になった時は、手首に3つ重いシルバーのバングルをつけてハサミをブンブン振っていたら腱鞘炎になりました。
トカジ:あはは。アクセサリーで?(笑)
宮村:手に負担がかからないように、手首を柔らかく動かしながら切る方法を、サロンワークの中で編み出した感じです。それにたくさんのお客さまを担当できるように、疲れない切り方へと変えていきました。負担をかける切り方をしないで、リラックスしてカットしています。