【美容師のハサミ】AFLOAT宮村浩気の最速カットを一気見!あの武道館のショーがよみがえる!カリスマ美容師のハサミ伝説

 

大舞台に立つ宮村浩気さんの姿をぜひ思い出してみてください。スポットライトを浴びる中、キラキラと輝くハサミでカットする宮村さんの姿を。ハサミの動きに合わせて、切られた髪の毛がゆっくりと舞い降りていく…。それはまさしくエンターテインメントの世界! 美容師の憧れを一身に背負う、宮村さんの「美容師のハサミ」をご紹介します!

 


 

もう別格!?世界で一つだけの500万円のハサミ

 

リクエストQJの人気YouTubeコンテンツ「美容師のハサミ」は、美容師であり動画クリエイターでもあるトカジショウタさんがナビゲーターを務めています。美容師の目線で愛用のハサミを深堀りレポートしていく様子は必見。またハサミにまつわるおもしろエピソードも満載! 今回は取材中、まさに5分程度であっという間にウィッグカットを仕上げてしまった宮村さんのカットシーンが圧巻。ぜひ動画でもご覧ください!

 

動画レポートはこちらから↓


 

トカジ:宮村さんが使っているハサミは、美容師ならきっとみんな興味津々だと思うんですよね。実は僕自身、就職を機に上京してすぐに宮村さんのヘアショーを見て、ド肝を抜かれまして(笑)。忘れもしない武道館でのステージで、宮村さんがキラキラと光るハサミを鮮やかに操る姿がしっかりと目に焼きついています。

 

 

宮村:あれね。ステージで使っているハサミは、特別に作ったもので、本体全てに細かいダイヤモンドをちりばめています。1丁500万円の特別仕様のハサミなので、普段は金庫の中にしまって施錠しています。でも、1回だけ紛失したことがあったんですよね。アシスタントが電車に乗った時に置き忘れた時にはかなり焦りました。幸い拾った方が届けてくれたんですけどね。世界に一つしかない特注ですから。

 

トカジ:さすが、宮村さんだけに出だしからビッグな話題でドキドキします。さて本日、ご紹介していただくのは、ヘアショー用のハサミではなくて、普段のサロンワークで使っているハサミなんですよね。

 

 

宮村:はい、こちらになります。こちらは全てJOEWELLとAFLOATのコラボモデルなんです。お客さまからの目線も意識して、一つのアクセサリーのようなハサミが欲しいなと思って作らせてもらいました。僕が使うのはメインシザー、セニング、ドライ用の3丁です。色はピンクゴールド。AFLOATのマークがついています。

 

トカジ:ハサミの特徴についても教えていただけますか?

 

宮村:こちらのメインシザーは、自分にとって一番扱いやすい仕様になっていて、指を入れた時に湾曲した形がしっかりとフィットするんです。切れ味ですけど、個人的には硬く切れるのは好きじゃない。柔らかい切れ味になるようにとオーダーして研いでもらっています。このモデルは6.3インチと6インチで展開していますが、僕は6インチの方を使っています。

 

 

こちらのセニングはかなりこだわって作ったものなんです。セニング1本で毛量調整ができるように、刃元と刃先で削ぎ率を変えているんです。例えば細かい作業をする時には刃先、大胆に削ぐ時には刃元というふうに切り分けながら操作することができます。

 

実際のところ、いざサロンワークに入ると1日50人切っているので、そのためにはスピードが必須。カットの効率を高めていくことを考え抜いた結果、セニングはこの形になりました。

 

トカジ:すごい。1日50人のサロンワーク、想像を超えています(ため息)

 

 

宮村:もともとJOEWELLのハサミはシルバーで展開されていたんですが、宮村モデルとして東光舎(ハサミメーカー)さんから出させてもらう時に、ピンクゴールドがいいと提案しました。それ以前は他のメーカーのゴールドのハサミを使っていましたが、ゴールドを使う美容師も増えてきたんですよね。人とは違うハサミが欲しいと思って、ピンクゴールドに。でも開発初期はなかなかこの色が出せなくて、使っていると塗装がはがれてきたり。完全な加工ができるまでに1年以上はかかりましたね。

 

トカジ:宮村さんご自身は、今のハサミは何年くらい使っているんですか?

 

宮村:本当のことを言うと、昔の僕はハサミが切れなくなったらすぐに新しいものに換えていました。研ぐこともなかった。いつも常に新品を使っている感覚です。

 

トカジ:ということは、そのたびにハサミを買い替えていたということですか?

 

宮村:いいえ。メーカーさんが次々に新品を持ってきてくれるので、「ハサミは自分で買うものじゃないな」と思っていたんです。だって高いですよね(笑)。

 

トカジ:え!?

 

宮村:ですが、本当は美容師自身が自分で選んで買うのがベストだと思っています。大事に手入れもするし、研ぎに出しながら少しずつ自分のカットに合わせてマイナーチェンジをしていくのが理想的ですよね。今の僕も、ずっと同じハサミを使い続けながら、少しだけ刃先を細くしてみたり、丸みを出したり、そんなマイナーチェンジを楽しんでいるんです。

 

>カット実演! まずはメインシザーから

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