【vol.4】営業継続、休業決定。それぞれのサロンがしていること(美容師が知っておきたい最新コロナ情報)
マスク着用の工夫
・お客さまに、体調が悪い場合のキャンセルのお願い
・お客さまに、消毒or手洗いのお願い
・お客さまにマスク着用のお願い
これらの中でも、「マスク着用のままで、シャンプーやカットをすることが難しい」ことが、多くのサロンで課題にあがっていた。
ここでは、いくつかの工夫をご紹介する。
まず、お客さまのマスクに毛がつかないようにするための工夫。マスクにお客さま自身でティッシュをはさんでもらう方法だ。
↑写真提供はSplashの小林誠さん。
また、カラー剤やパーマ液がゴムにつかないようにするために、ラップで巻くサロンも。
↑写真提供はヘアーズアリアの重永祥子さん
またメンズの刈り上げなどのカットの際は、どうしてもゴム部分が邪魔になる。その場合は、ゴム部分はクロスして使うと、邪魔にならないそうだ。
↑写真提供は中国深圳で2店舗を構える、six hairの三浦喜進さん
三浦さんによると、中国の深圳では、2カ月の営業停止期間を経て、最近やっと営業再開できるようになったという。
「日本のサロンにアドバイスできることはありますか?」と聞いたところ、
「2カ月カットしないと、かなり手がなまるので、毎日エアカットでもいいからハサミを握る習慣を忘れずに」とのことだった。
三浦さん自身は固定客が多かったので、営業再開後は売り上げがほぼ落ち込んでいないという。
また再開後は、マスクあり状態での髪型の似合わせが必須になったそうだ。マスク映えするショートバングの提案や、ヘアデザインのバランスのとりかたなど、新たなデザインの課題も見えてきそう。