顔タイプ診断に基づく理論的な似合わせショートを武器に、SNSの総フォロワー数を15万人まで伸ばし、多くの大人女性の顧客を獲得してきた坂本広大（さかもとこうだい）さん。有名店を退社後、2024年9月に自身のサロン「yori（ヨリ）」を原宿駅前にオープンしました。

美容師になった頃からの目標であったという出店を後押ししたのは、シェアサロンを運営するサロウィン株式会社の出店サポートサービス「me by,,（ミーバイ）」だったといいます。今回は、オープンしたばかりの「yori」で、坂本さんが「me by,,」を利用して感じたメリットを、独立に至った経緯とともにお話を伺いました！

※me by,,：完全に独立した小規模の美容室を開業できるサービス。1つのフロアに2～6席のプライベートサロンが複数入る。

北海道から上京し、28歳で出店

−坂本さんは、地元の北海道で美容師としてのキャリアをスタートして、その後上京されてきたそうですね。

北海道で2社を経て、うち1社ではフリーランスとして働いていました。その後、SNS経由で代表と繋がりがあった前社のオープンするタイミングで上京したんです。美容師になって５年目くらいの時ですね。もともと東京で働いてみたいとずっと思っていて、地方サロンと都心サロンの違いを自分の目で確かめてみたかったというのが大きな理由です。一方で、独立願望も美容師を目指した当初からあって。上京か、独立かの選択を迫られたときに、やはり一度は東京でチャレンジしようと決意して、前社に入社しました。

−３年ほど前社で働いて今年の9月にお店をオープンされましたが、なぜこのタイミングだったのでしょう？

僕はいま28歳なんですが、20代のうちに自分のお店を構えたいと思っていたんです。そのために資金を貯めたり、独立に向けての勉強をしたりと、ずっとコツコツ準備をしてきてはいたんですね。その中でサロウィンの方とお話をする機会があり、「me by,,」というサービスを知って。こんなにスピーディーかつ低リスクに出店ができるなら、このタイミングで独立しようと踏み切ることにしました。

動き始めてから実質１カ月でのオープン

−実際に坂本さんが「me by,,」を利用してみて、どう感じましたか？

先ほどスピーディーに出店ができるとお話ししましたが、展開の早さには驚きました。僕の場合は、「me by,,」の施設のオープンのタイミングに合わせて出店したのですが、動き始めてから実質１カ月でオープンすることができました。おかげでSNSでの自身のブランディングの勢いを保ったままお店を開くことができたため、集客はもちろん、リクルーティングにも困りませんでした。現在、yoriには僕を含めて３名のスタッフが在籍しています。

このスピード感で出店できたのは、好立地での物件が既に用意されているということが一番大きいなと思います。知り合いのオーナーさんなどでも、出店はしたいが空き物件がなくてなかなか進まないという話をよく聞いたりするので。

それと、やはり資金面もメリットの一つですね。ここは原宿駅から徒歩10秒の超好立地なんですが、自己資金だけで出店しようとなるとかなり厳しいです。「me by,,」を利用した場合、必要な初期費用はサロウィンへの保証金※と内装代くらいなので、手元にキャッシュを残した状態で出店できました。それで精神的にかなり余裕を持った状態でいられたことはよかったですね。

※保証金は、利用料の約1.5カ月分。yori（セット面は５席。シャンプー台は２台）の規模の場合、保証金は約90万円。

−出店までの道のりで、ハードルに感じたことはありましたか？

開業に向けての諸々の申請などがわからないことばかりで、一から手探り状態でした…。でも、そうした出店に向けての手続きもサロウィンの皆さんにサポートしていただいてからはすごくスムーズにできて助かりました。多分、初めて出店する人はみんなわからないんじゃないかと思うので、こうしたサポートが受けられるというのはありがたいと思います。内装会社なども、僕は全くツテがない状態だったので紹介していただけたこともありがたかったですね。

＞将来の選択肢を増やすためにも、「meby,,」は活用すべき