第三回 Rougy 薫森連載コラム -薫森正義の“ハイセンス”はここから生まれる-

作品 4

 

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作品 5

 

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作品 6

 

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③作品撮りと一般的なヘアカタログで異なる考えかた

 基本的には、作品撮りのヘアスタイルと、ヘアカタログのヘアスタイルの作りかたは同じです。そして強く意識していることが2つあります。

1、モデルさんに似合っていること

2、そのヘアスタイルがドラマティックであること

具体的には作品撮りだからといって、突拍子もないヘアでは第二回のコラムでも言った『素敵な違和感』は生まれません。似合っているからこそ自然な違和感が出ると考えています。ただ自然すぎると伝わらない部分もあるので「ドラマティック」な要素…例えば、躍動感のある毛束や、ミステリアスな雰囲気を醸し出すバング、少し違和感のあるバランスなどを意識して、ヘアスタイルに存在感をつけてあげましょう。

 

④お客さまに施術する場合は何を重点にしてヘアスタイルを作るのか?

 ゆるさとモード感(ここで言うゆるさとは抜け感・柔らかい質感・丸さなどのコンサバな要素、モード感とはライン・重さ・スリークな質感などのクールな要素)のバランスを、その人それぞれに合わせていくことに重点を置いています。

 そうすると、お客さまの新たな魅力を引き出すことにつながります。新たな魅力とは、お客さまの持っているイメージと相反するイメージをプラスすること。

例えばモードな雰囲気のある女性には抜け感のあるショートバングでゆるさをプラスしたり、女子力高めな女性にはあえてスリークな質感のクールなボブのような相反するイメージをプラスすることで、よりその人の新しい魅力(見え方)が出てきます。

 

とにかくイメージを頭の中にしっかり持つこと! そしてそのイメージを形にする練習をする! それに尽きると思います!

 

  関連コンテンツ-Rougy 薫森連載コラム

 

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プロフィール
Rougy/Director店長
薫森 正義(しげもり まさよし)

ハイセンスな作品を次々と生み出すヘアデザイナー。お洒落なツボを抑えることが上手く、セミナーや撮影のオファーも多い。「ゆるモード」を得意とし、巧みな技術で幅広い客層から支持を得ている。

 

(文/薫森 正義)

                                                                                                      (編集/QJナビ編集部)

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