第三回 Rougy 薫森連載コラム -薫森正義の“ハイセンス”はここから生まれる-
Rougy薫森さんのコラムも今回で最終回!
今回は、これまでクリエイティブな発想の仕方や作品を作る上での着眼点を伝授してくれた薫森さんが、その発想をどのようにお客さまへの施術に落とし込むのか、施術の際に重視することは何かをまとめて頂きました。
薫森流、お客さまの新たな魅力の引き出しかたとは?
第一回、第二回も振り返りながら、チェックしていきましょう!
>>第一回目 『“素敵な違和感”のあるヘアスタイルを生み出すための発想方法』
>>第二回目 『実際の作品を元に、“薫森流”のフォーカスポイントを解説』
①リアルユースに落とし込むデザインの湧き出し方
僕がいいと思うヘアスタイルは「クリエイティブ」、「リアルユース」共にバランスがいいこと! しかも絶妙に!
リアルユースに落とし込むには、まずベーシックなバランスを頭の中でつくることからはじめます。
しかし、それをただ単純に当てはめるだけだといわゆる「普通」…なヘアスタイルになってしまいます。お客さまやモデルさんに提供する際に「素敵な違和感」が出る様にベーシックなバランスのどこか1つを崩す(はずす)ことを心がけています。そうすることによって「普通」な中にも人を惹きつけるデザインができ上がると思います。
バランス感覚を養うには、例えばヘアスタイルを見るときも、ただ見るだけではなく具体的にこのヘアスタイルのどこがかわいいのか、どこが「はずし」なのかを常に考えながら見る習慣をつけると、何が「ベーシック」で何が「はずし」なのか見えてくるはず…。
②デザインソースの割合
実際の作品が、どんなテイストがどの位の割合で作られたのかを、グラフと共に見ていきます。
作品 1
作品 2
作品 3
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