年収1600万美容師への道「2年で売上35万から480万に」埼玉・大宮『REDEAL』で実現した金子圭介の奮闘記

 

#白髪手術というキーワードで、近年TikTokをバズらせまくっている金子圭介さん(REDEAL店長)。埼玉・大宮の『REDEAL』オープニングメンバーとして参加したのが、2020年1月。コロナ禍で顧客はほぼゼロの状態からスタートしたにもかかわらず、1年半で来客指名率100%を達成し、2年で売上を13倍へと膨らませ、名実共に稼ぎ頭として飛躍した金子さん。これまでの努力と涙の奮闘についてインタビュー!

 


 

ハイライト&バレイヤージュ未経験、顧客ほぼゼロからのスタート

 

僕はもともと地元、大宮の老舗サロンで働いていました。お客さまがほぼ学生だったので、インナーカラーや全頭ブリーチばかり。ハイライトやバレイヤージュのような高度なデザイン系カラーをオーダーされることもなくて。売上は、毎月40〜50万という美容師でした。専門時代の同級生だった中村雄樹(REDEAL代表)とは、昔から「いつか一緒にやりたいね」と話していて、美容師になってからも二人で将来の話はよくしていました。原宿で活躍していた中村が大宮にサロンをオープンする際、声がかかったときは、もちろん即答でしたね。25歳で『REDEAL』のオープニングメンバーとして移りました。

 

 

オープンしてから前社のお客さまが10人ほど来てくれましたが、ほぼ顧客がいない状態でのスタート。業界的にも注目されている中村のお店に立つプレッシャーもありましたし、中村と同じ技術を早くできるようになりたいと、最初の頃はそればかり考えていました。初月は中村に入らなかったフリーのお客さまを担当するという感じで、技術にも自信がなかったですし、正直言うとお客さまのことを考える余裕もなくて…。売上は35万6000円でした。

 

半年後に225万になりましたが、その頃もまだ指名はほとんどなくて、フリーのお客さまが多かったです。単純にお店の認知が広がってきて、全体の来客数が伸びたことで僕の売上も増えたんだと思います。当時は、中村がフリーをすべて僕に振ってくれていたんですよ。もちろん入客できる嬉しさと感謝もありましたが、不安や焦りなども入り混じっていましたね。というのも、お客さまから「これにしてください」と渡される画像は、全て中村が作ったスタイル画像だったからです。それは当然のことなんですけど、すごく悔しくて。技術にもようやく慣れてきた頃でしたし、どうしたら自分を求めてもらえるようになるのか、それをひたすら真剣に考え始めたのも、その頃でした。

 

 

>スタイルの差別化を図り、「#白髪手術」を考案して脚光を浴びる

 

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