レセプショニストの仕事を知っていますか? 都内人気サロンに勤める美人レセプショニスト座談会

 

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ZACC中前愛美さん

 

レセプショニストっていったい普段は何をしているの?

 

今日は、知っているようで意外と知らない『レセプショニストの仕事』についてお伺いしたいと思っています。まず、1日の仕事の流れを教えていただけますか?

 

中前愛美さん(以下中前さん)「ZACCの場合は、毎朝、朝礼後に全スタッフで掃除を済ませて、その後、予約表をチェックして、順次受付を開始していきます。営業中は電話受付のほかに施術が終わったお客さまの会計、お見送り。閉店後には、伝票を整理して1日の売り上げを計算したり、カルテを入力したり、あとはネット予約の管理をしたり、というのが主な仕事の流れになります。」

 

河本照紗さん(以下河本さん)「kakimoto armsの場合も、予約の管理、金銭の管理などはZACCさんと同じような流れですね。うちのサロンの場合、指名はもちろんできますが、お客さまのその日の気分やしたいスタイルに合わせて、レセプショニストがスタイリストを紹介するシステムもあるんです。なので、新規のお客さまがご来店されたら、レセプショニストがプレカウンセリングを行います」

 

中間愛さん(以下中間さん)「私の場合は、結構特殊かもしれないです。レセプショニストとしての1日の流れはみなさんとほぼ変わりませんが、さらに自分が元々美容師だったので、レセプションとプレス業務のほか、自分のお客さまのカットを担当しています」

 

一同 「忙しそう(笑)」

 

田中麻美さん(以下田中さん)「私もレセプションとプレス業もしているので、レセプション業にプラスして、撮影や採用に関しての仕事があります。そのほか細かいことですが、店販のトリートメントを自分で使ってみて、その良さをお客さまにお伝えしたり、目に止めてもらえるようなポップを作ったりと、いろいろ工夫しています」

 

店販商品の売り上げに貢献するのも、レセプショニストさんの仕事のひとつなんですね

 

河本さん「kakimoto armsの場合には、レセプショニストのチームがあって、3ヶ月ごとにミーディングをしているんです。月ごとに目標を決めて、店販の売り上げにどのように貢献できたか、どのようなアクションを起こしたか、ネイルなど+αの予約をお客さまにおすすめできたかなどをミーティングで意見交換しています」

 

中前さん「ZACCでは事務所が売り上げを統括しているのですが、フロントでは一週間の店販ランキングなどを出して、モチベーションを高める工夫をしています」

 

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kakimoto arms河本照紗さん

 

先ほど、kakimoto armsさんでは、レセプショニストさんがスタイリストさんを決めるとおっしゃっていましたが、ほかのサロンさんではいかがでしょうか?

 

中間さん「macaroni coastでは、私がお客さまの雰囲気や好みなどを軽くお伝えして、社長もしくは店長に担当スタイリストを決めてもらっています」

 

田中さん「Doorは、お客さまの要望を聞いて代表が決定します。なるべくフリーのお客さまには、若手のスタッフを紹介するようにバランスを見ています」

 

中前さん「ZACCの場合は、そのお客さまの雰囲気や好みを見て、レセプショニストがスタイリストを決定します。そのために、スタイリストの得意な技術やスタイルなどは、常に頭に入れておかなくちゃいけないと思っています」

 

河本さん「本当にそうですよね。私たちレセプショニストは、技術サービズをしない分、お客さまの一番の味方として、いかにお客さまの要望を上手に聞き出せるかが勝負になってきます。自分たちが接客した方が二度目のご来店をされない場合、技術に対する評価ももちろんありますが、そのスタイリストを紹介したレセプショニストにも責任の一端があると思っています」

 

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