【令和のオンラインサロン事情】東京と仙台をオンラインで繋ぐ武田響&内海陸が新規スタートした実践的デザインカラー理論が人気。人気美容師に聞く、令和のオンラインサロン事情。

 

2021年8月1日、東京と仙台それぞれで活躍する若手美容師による新しいオンラインサロンが発足しました。サロン名は「PARTY」。オーナーは、ミルクティーカラーやナチュラルハイトーンに定評があり、原宿H[eitf]に所属しながらもフリーで活動する武田響(たけだきょう)さんと、高明度なハイトーンを得意とし、仙台を主戦場としながらTHREEにてデイレクターを務める内海陸(うちうみりく)さん。初回の会員募集人数100名は即満員、追加募集100名もキャンセル待ちが出るほど。近年加速するオンラインサロンブームの中、サロン発足に至った理由とは? そして2人が目指していることは? 今回はオンラインサロンを通した技術教育の今、そしてこれからのことを、深掘りしていきます!

 


 

東京と仙台をオンラインで繋ぐ、新しい学びのカタチ

 

編集部:まずはサロン発足の理由から教えてください。

 

武田:日々インスタグラムを通じて、クオリティーを求めたスタイルをアップしているうちに、美容師さん達から技術に関しての問い合わせが多くなっていったのが、オンラインサロンを始めるきっかけでした。

 

 

内海:お互いにインスタグラムの内容が、ブリーチカラーや撮影など、好きなことに特化していました。だから需要があるのであれば、プラットフォームを作ったほうが良いのかなと思っていたタイミングがたまたま一緒だったんです。

 

編集部:ところで、お二人の関係は?

 

武田:僕たちは元々アシスタントの頃に同じ会社で働いていて、先輩・後輩の関係。店舗は違ったんですが、当時から集まって飲みに行っては、カラーの話や洋服の話を夜中までするくらい、好きなことやこだわっていることが似ていて。

 

内海:それは今も変わらずで、強いて言えばさらに熱量と技術とこだわりが高まって、オンラインサロンで再集結した感じです(笑)。元々よく知っている仲だったということもあり、コンセプトや発信する内容など、目指すところもすぐに合致しました。

 

武田:地方と都心で働く美容師の組み合わせのオンラインサロンってなかなか無いので、オンラインで繋ぐというのも、今っぽくて面白いかもねって。

 

内海:オンラインサロンって、東京の有名な美容師さんがやっているイメージだし、地方でやっている人は少ないですよね。そもそも美容師としてのエンゲージメントが高くないと出来ないなと感じていて、やるにしても、コンテンツの内容的に1人だと限界があると思っていたので。だから、このタイミングで2人で始められたのは、すごく良かったです。

 

 

編集部:サロン内でのお二人の役割分担は?

武田:僕たちがやっているカラーは、全体としてはハイトーンのカテゴリーですが、その中でも僕が中明度、陸さんが高明度と、実は細分化していて。お客さまのリアルなオーダーってそこまで明るく出来なかったりするので、サロンワークで使えるテクニックは僕が、より高度なレシピは陸さんが、という感じで、コンテンツが充実するようにしています。

 

>オンラインサロンで何を学び、何を伝えるのか

 

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