カメラの前で元気になってもらうのが僕たちの仕事 「NOBU’S KITCHEN」Vol.9ゲストSUN VALLEY代表 朝日光輝さん【後編】

やりたいことがあるなら、とにかく目の前のことをやり続けるべし

 

 

―憧れの人はいますか?

 

朝日:憧れの人かぁ。

 

NOBU:僕は生涯現役を掲げているので、イチロー選手と三浦知良選手は憧れ

ずっとやり続ける努力と、求められていることに応え続けているのはほんますごい。

でも、打てないのにしがみついている人はちょっと違うと思う。だからイチロー選手の引き際はかっこいいと思います。

 

朝日:僕はいないんだよねぇ。負けず嫌いだから、先輩は抜くものだと思ってて。

 

もちろん、BEAUTRIUMの川畑さんのスライドカット、Double の山下さんのレザーカット、アフロートの宮村さんのレイヤーカット、(新井)唯夫先生のアレンジ……諸先輩方にはいろんな可能性を見せてもらって勝手に教わってるから、全員が僕の師匠。

でもそんな先輩方に負けないように頑張るのも、後輩の役目だと思うんだよね。

 

―ヘアメイクやショーに憧れを抱いている若い子も多いと思いますが、その夢を叶えるにはどうしたらいいんでしょう。

 

 

NOBU:ヘアメイクとかショーに携われるってタイミングな気がする。

信念持ってやってれば、いつかそのチャンスが回ってくると思う。でも何も努力しないで、やりたいってだけ言ってる奴が大概辞めちゃう。

 

朝日:NOBUくんみたいに、美容大好き! な人の背中を見てれば、自分のやりたいことをするためには何が大事か分かると思うんだよねぇ。

NOBUくんが言うように、すぐにタイミングが回ってこなかったとしてもやり続けるしかない。努力している人の姿をマネする。そしてもし現場にアシスタントとして行けたら、見ながら学ぶ。現場ってお金出して見れるものじゃないから。でもせっかく連れて行っても、辞めちゃう子もいるよね。

 

 

―せっかく行けたのに……。

 

朝日:まぁ、僕も業界長いから、いろいろあったよねぇ。

期待しすぎると切なくなっちゃうことも多いから、辞めちゃう子がいたら、縁がなかったんだな、って思うようにしてる。そこはドライな部分もあるかな。

 

>朝日流・現場で大切にしてること。

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング