失敗はすぐにリカバリーすれば失敗にならない! 「NOBU’S KITCHEN」Vol.9ゲストSUN VALLEY代表 朝日光輝さん【前編】
失敗をリカバリーできる機転こそ、下積み時代の大事な要素!
―おふたりの下積み時代ってどうでした?
朝日・NOBU:……下積み……。
NOBU:下積み時代は下積みって思ってなかったかも。
ここにいる先輩全員に勝つ! どうやったら自分のスタイルを打ち出せるのか! そればっかり考えてたかも。失敗も失敗と思ってなかったし。
いろいろ語弊があるかもしれんけど、失敗したからって死刑になるわけじゃないから、その失敗を次に活かす。
僕、基本的に嘘つきたくないんです。例えばカラーが、思ってた色と違う…と気がついたら、お客さまに「すいません、思ってた色が出ませんでした。すぐに直します。もし直した色が気に入らなかったら、また来週来てください。無料で直します」って気がついた瞬間に言う。
失敗を放ったらかしにしないことで、お客さまの信頼を得ることができた。
溝は深くならないうちに、すぐに解消する。正直でいることと、すぐにリカバリーできる切り替えが必要だと思う。
朝日:本当に真面目だね。
でもそうだね、下積み時代は失敗を失敗にしないのが秘訣だよね。例えばアイブロウペンシルをメイクボックスに入れ忘れたとしても、すぐに気がついてダッシュでコンビニに買いに行けば、失敗をリカバリーすることができる。
周りの反応や足りないものに自分ですぐ気がつけるチーム作りをするのが、自分の役割ですごく大切だよなぁ、って思う。
あと、最近の若い子って、失敗するとこの世の終わりみたいな顔するけど、そんな顔してると余計失敗しちゃうから、早く元気出してって思う(笑)。
NOBU:めっちゃ分かります(笑)。
アシスタントなんて笑顔しかできないんだから、早く気持ち切り替えろって思います。
―朝日さんは下積み時代の失敗ってあるんですか?
朝日:うーーーーーーーーん、ないかなぁ。失敗を成功にすることが得意だったんだよね。
それこそさっきの忘れ物話じゃないけど、すぐリカバリーできちゃったり。
毎晩飲んでる割には遅刻もしないんだよねぇ。
しいて言えば、21歳か22歳のとき。朝まで飲んでて、急いで支度してお店に行ったら、左右違う色のコンバース履いてたことくらいかなぁ。右が白で左が黄色(笑)。
一同爆笑
朝日さんのコンバース事件で、前半はここまで♪ 後編では将来のカット方法や、みんなすぐマネできる、朝日流・現場で大切にしていることなどを伺いました!お楽しみに!
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SUNVALLEY
代表/朝日 光輝(あさひ みつてる )
抜群の感性、高い技術力、そしてどのような状況でも最善の結果を出す仕事は、一流モデルをはじめ、クリエイティブスタッフ、クライアントから厚い信頼を集めている。トップヘアメイクアーティストとして数々の女性誌などで最先端のトレンドを発信し、サロンワークでは多くの女性にダイレクトに「リアルトレンド」を伝える。
2019年5月にSUNVALLEYは1周年を迎えた。
http://sunvalley.tokyo/
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ALBUM
プロデューサー/NOBU
大阪と東京のサロンで経験を積み、2014年よりアルバムのプロデューサーとして活躍。美容学校生の頃から既存のルールにとらわれず、独自の手法で技術を高め、売り上げ、集客ともに伸ばしてきた実力者。サロンワークのほか、雑誌の撮影やショーのヘア・メイクの仕事も数多くこなしている。インスタグラムのフォロワーは22.8万人(2019年6月時点)。。
最近では料理人の夢を叶えたいと画策している。
https://www.instagram.com/nobuhair/