「夢は実現してしまえばただの現実」ニューヨーク出店からさらに始まる夢NOBU’S KITCHEN」Vol.8ゲストGARDEN 代表取締役 須崎勝己さん【後編】
ニューヨーク勤務の決め手となった須崎さんの神対応とは!?
――喜多さんがニューヨークに行かれたのは、ご自身の希望ですか?
喜多:ええと、僕は立ち上げに関わった河野のアシスタントだったんですよ。
河野:ニューヨークでの出店が決まったときに、喜多に「それって僕にも行けるんですか」って聞かれたんです。行ける人は決まっていると思っていたみたいだから、「そうじゃなくて、自ら手を挙げたりとか、可能性を広げられるのがGARDENじゃない」って話をして、「本当に行きたい?」って聞いたら「行けるなら!」という答えが返ってきたので、その話を須崎に伝えたんです。
そのときの須崎は、神対応でしたね。「行きたいって言っても、お前ニューヨーク見たことないだろう。来週、悌己(河野さんのこと)が行くから、お前も一緒に行ってこい」って!
須崎:だって行ったこともないのに、やりたいかどうか決められないじゃん! 見てからじゃないとわからないと思ったんだよ。
喜多:それで実際に現地に足を運んだのですが、ニューヨークに行くのは初めてだったので、隣のドーナツ屋さんにコーヒーを買いに行くのにも戸惑いましたね。
河野:それで度量を測ったんだよ! だって戸惑いながらつたない英語で必死になって買いに行くから、これなら大丈夫だなって思いました。
ゼロからスタートするときにやっぱり大きいじゃないですか、やったことがないことにトライできるということは。それがドーナツ一個で測れるわけです(笑)
NOBU:喜多くんの行動力はすごいですよね。僕が韓国に呼ばれて行ったときに、彼を誘ったんですが、やっぱ英語喋れるのもあるからだろうと思うんですけど、相手からいろいろ引き出してくれるんですよ。
めっちゃコミュニケーション能力高いですよ。
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