自分の手でかわいいを作れるって最高のモチベーション「NOBU’S KITCHEN」Vol.7ゲストABBEY 代表取締役 松永 英樹さん【後編】
伸びるために、助けを乞うことも大切
―ちなみに、伸びるスタッフと伸び悩むスタッフの違いってどんなところでしょうか?
松永:僕がよく言っているのが、人の時間をうまく使える人は伸びるスタッフだな、と思います。
例えばワンレンを練習するとき。
ひとりで練習するよりも、練習リミットを決めて、コーチをつけて、配分を決められる人は伸びますね。
反対に、自分でなんとかしようとしたり、相手の視点を気にしすぎたりする子はちょっと伸び悩みがちかな。あと、「だって、でも…」が多い子。
一言で言うなら“素直さ”は大事ですね。
頑固さも良いけど、自分がいいな、と思った助言を受けたら、柔軟に自分の考えを変えられる子は強い。
この間までやっていたドラマ、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(日本テレビ)」で菅田将暉くん演ずる先生が生徒役の子に、「お前じゃあ誰かに相談したの? (誰かに相談しないと)誰も助けてくれないよ」みたいなセリフがあって、それそれ! と。
僕らも手を差し伸べたいと思っているんです。
だから上手に人に助けを乞えるようになってほしいですね。