木村直人とNOBUの美容師としてのゴールはどこ? 「NOBU’S KITCHEN」Vol.2 ゲストair木村直人さん【後編】
“ハチピタ”? 17時帰宅!? 貴重な時間を無駄にできない
−おふたりから、よく“効率”というキーワードを耳にするな、と思っているんですが、やっぱり効率化って大事ですか?
木村:正直、10時間サロンにいるのは無駄だと思ってます。
何も予定もないのに、21時まで勤め上げるって本当に無駄。もし、18時から空いているのであれば、その3時間って本当に貴重で、僕の場合は息子たちと過ごしたり、他の仕事をしたりすることがとても重要。
NOBUさんには気を悪くしてほしくないんですが、僕は単価をあげたので、1日10人切ったら、早めの時間に身体が空くんですよ。
それも、3~4年前、会社に、年齢が上がってきて体力的に1日30人切るのしんどいし、病気になりそうと伝えて、ほかの仕事をしてもいい権限を与えてもらいました。
NOBU:俺も20時ですぐ帰ります。“ハチピタ”って言われてるんですけど、正直サロンにずっといれないですね。
木村:僕なんか17時で帰るしね(笑)。
NOBU:後輩の練習を見てあげる日は決まっているので、それ以外は帰らせてもらってます。夜遅いのはちょっときつい。朝早い分には何時でもくるから。
木村:超わかる〜〜〜(笑)。
NOBU:まぁサロンによってやり方があって、airさんはスタッフ層が厚い。
僕らはまだ4年目だから、道しるべ作ってあげないといけないんです。本音は木村さんみたいに高単価やりたいんですけど、今はスタッフたちに僕が1日30人こなせるところを見せる時期なんです。
それに僕自身がまだ美容師として未完成。インスタで知られるようになって、NOBUのスタイルがやっと確立してきたところ。ようやくNOBUが知られはじめているところだから、もうちょっと頑張らないと。