人材育成の悩みが明らかに!? 長く続く人材を集めるにはどうすればいい?「NOBU’S KITCHEN」Vol.12ゲストSiikaNIKAIサトーマリさん・SYAN野々口祐子さん【後編】
NOBU’S KITCHEN 12回目のゲストは、学芸大学・中目黒でヘアサロンを展開するサトーマリさんと、美容の仕事だけでなくご自身のセンスにも注目を集めるSYAN代表の野々口祐子さん。お二人を尊敬するALBUM/城田光代さんも参加していただきました。
後編では、女性オーナーであるお二人が抱える人材育成について話していただきました。
※本文中の敬称は省略しています。
SiikaとSYAN人材育成の悩みを激白……!
――サトーさんから質問をいただいておりまして。みなさん、人を育てる立場として、どんな風に教育されているのか知りたいということなのですが……。
サトー:うちのサロンは男女の割合をバランスよくしたいんですが、女性スタッフがなかなか見つからないんですよ……どうすればいいですか?
野々口:うちは逆に男性スタッフが集まりませんね。
サトー:えー!? なんで? SYANに一日体験入店してみたい(笑)!
野々口:SYANは女性スタッフが多いので、女性同士だと「そうだよね」って共感できることでも、男性だと腑に落ちない部分があるのかもしれません。今いる男性スタッフは、意見を平等に取り入れて考えてくれる優しいスタッフばかりでみんな楽しく働いてます。
NOBU:ここでも何度も話していますが、僕らは人で見るというよりアプリ上で管理されている数字で見るんですよ。アシスタントも全部数字です。だから、今までみたいに飲みニケーションなんてしなくてもいいし。
その代わり、こういう取材の場や撮影によく同行させるようになりました。酔っ払ってわいわいやるよりは、自分のためになるようなことを体験する方が彼らにとって楽しいのかもしれない。
サトー:SYANは、厳しい? 厳しいよね。
野々口:厳しいですね。
サトー:厳しいに決まってるよね。
一同:爆笑
野々口:厳しい中でもすごくよく育っていった人もいるんだけど、そういうスタッフが、自分を主張しなくなっちゃったんですよね。技術もあってすごくいい子なんですけど、あんまり主張しないから、それもよくないなと思って。もうちょっと自由な感じがいいのかもしれないと今は考えています。
NOBU:そりゃあ、上の人は厳しくて当然ですよ。でも俺も、だいぶ変わったもん。怖かったんですけど、そういうのはもう最近やめて。自分のプライベートなこととかをしゃべりまくって、突っ込んでもらえるようにしていますよ。
城田:NOBUさんの場合は、怖いというより怒涛ですよ! ほんと施術が早いからアシスタントで入ってセットとかしていても、15分ぐらいで「早くしろーーーっ」て声がばんばんきて!
その流れを四人連続でとかでやらないといけないから、汗だくですよ(笑)!
サトー:女の人ってそういうときって興奮しない? 回してやる!ってならない?
一同:笑
NOBU:今は、SNS上で無料でできることがいっぱいあるから、インスタライブとかして人材を募ったらどうですか? お二人とも、キャラがめっちゃいいし、本気で働きかけたら一緒にやっていきたいっていう新人はいっぱい現れると思いますよ。
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