美容師の恋愛事情・プライベートと仕事の両立は実際どう!?「NOBU’S KITCHEN」Vol.10ゲストsiki代表/磯田 基徳さん・伊藤 竜さん【前編】

美容師の仕事とプレイベートの両立こそが、若手の励みになる

 

 

―美容師さん同士の恋愛ってどういう感じなんでしょう? やっぱり同業者だからこそ、働き方やライフスタイルに理解がありますか?

 

NATSUMI:私は、美容師以外の結婚相手って、考えられなかったですね。みんなそうだと思います。会社員の人だと一週間の流れも違いますし、心から理解があるのは同業者ならではですよね。

 

NOBU:俺は逆に会社勤めの女性との交際に憧れる! 夕方5時とかに仕事終わって、どんなところでデートするんだろうとか、超気になるよ(笑)。

 

 

―磯田さんはご結婚されていてお子さまもいらっしゃいますが、私生活はどんな感じですか?

 

磯田:僕は仕事をしていない時間はほとんど家族との団欒の時間ですね。もちろん、休みとはいえ仕事のメールとかを家ですることも多くて、スマホを見ている時間もたくさんあるのですが、それこそ奥さんも美容師なので理解はありますね。「撮影の打ち合わせしているんだろうな」とか「朝早くて夜遅いのは当然」とか。

 

あと、子どもがいるからこそ励みになるっていうのはあります。子どもと接しているときが、唯一仕事を忘れている瞬間かもしれません。

 

 

NOBU:そういう風に、美容師としての仕事とプレイベートを両立させているっていうのは、これから美容師になりたいという人たちにとっても励みになるよね。

特に女性にとっては、育休産休があるのかとか、子どもを生んだあとでも復帰できるのかとか、知りたいと思っている人はいっぱいいるはず。スキルのある女性美容師さんだったら、時短でもいいから働いて活躍してほしいよね。

 

 

NATSUMI:私が結婚したときは、結婚式・新婚旅行とお休みをもらいました。「そこのところどうなんだろう」と思っているスタッフには、「大丈夫、休めるよ!」ということを証明できたことがよかったと思います。

 

 

後編では、共同経営のお話や、独立を考えている人へのアドバイスなどについて伺います。

 

 

>後編に続く 

 

<プロフィール>

siki

代表/磯田 基徳 (いそだ もとのり)

 

 

埼玉県出身。窪田理容美容専門学校卒業後、都内2店舗を経て、2017年に東京・渋谷に『siki』をオープン。Instagramによるブランディングで一躍人気サロンに育て上げる。MILBON×sweetのコンテストでグランプリを3度受賞。DREAM PLUS CONTESTでは東日本エリアファイナル2年連続進出。

https://www.instagram.com/isodango/

 

siki

代表/伊藤 竜 (いとう りゅう)

 

東京都出身。美容学校卒業後、都内有名サロン2店舗、フリーランスを経て2017年に磯田基徳とともにsikiの代表に。こだわり抜いた配合で手がける透明感のあるカラーが人気集める一方で、SNSにアップされるヘアスタイルの写真も技術力が高いと定評がある。

 

https://www.instagram.com/ryuu.i/

 

ALBUM

プロデューサー/NOBU

 

大阪と東京のサロンで経験を積み、2014年よりアルバムのプロデューサーとして活躍。美容学校生の頃から既存のルールにとらわれず、独自の手法で技術を高め、売り上げ、集客ともに伸ばしてきた実力者。サロンワークのほか、雑誌の撮影やショーのヘア・メイクの仕事も数多くこなしている。インスタグラムのフォロワーは23万7千人。最近では料理人の夢を叶えたいと画策している。

 

https://www.instagram.com/nobuhair/

 

 

ALBUM

ディレクター/NATSUMI(なつみ)

 

 

東京美容専門学校卒業後、都内1店舗を経て2015年にALBUMに入社。約1年のアシスタント期間を経て、スタイリストデビュー。インスタグラムの動画配信で注目を浴び、サロンのエースとして活躍。2018年にディレクターに昇格。技術者として第一線をリードしながら、マネージメントにも注力を注いでいる。

 

https://www.instagram.com/album_natsumi/

 

(取材・文/須川奈津江  撮影/菊池 麻美)

  NOBU’S KITCHENバックナンバーを見る>>

 

  ライフマガジンの記事をもっと見る >>

    1 2

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング