【キラキラ美容男子】お手本はK-POPアーティスト!メンズ美容を率いるZ世代美容師3人による美容対談
今や世界を制するほどの影響力をもつK-POPアーティストからファッションを学び、さらにメンズ美容へと手を伸ばした新世代の美容師たちを徹底取材!韓国のメンズ美容に詳しい『iki』のカラースペシャリスト・みつゆさんと、『REDEAL』店長の金子圭介(かねこけいすけ)さん、そしてtiktokでも名を馳せるフリーランス美容師・岩本桂弥(いわもとけいや)さんに集まっていただき、美容対談を実現!メンズ美容の今をお届けします。
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——メンズ美容に興味を抱いたキッカケは?
みつゆ:もともとはK-POPアーティストが入り口でしたが、ヘアカラーも「透明感」というよりは「ツヤ感」が好きだったんですよ。そこに韓国のテイストがマッチしていたので、サロンでもがっつり韓国テイストをやり始めたんです。そこから韓国メイクを学び始めました。
金子:僕は専門学校の頃からメイクをしているんですけど、当時BIGBANGが流行っていて、ハイトーンの時代ですね。G-DRAGONに憧れていたので、目の周りは真っ黒でした(笑)。卒業して美容師になって、接客業ですし綺麗だったり清潔感があったほうがいいかなというのもあり、スキンケアやメイクを続けている感じですね。
岩本:僕はBTSが結構好きで、「あんな風になりたい」と思ってヘアスタイルを真似していて。次にどこを真似する?となったときに、次はメイクなのかな、と。でもメイクの商品は種類が豊富なので、どれがいいのか分からないし、当時はYouTubeで『こんどうようぢ』君のチャンネルを見て参考にしていました。そんなに難しいことはできなかったので、ファンデーションを塗って眉毛を描くくらいでしたけど。それでも垢抜けるというか、すごく変われる。「もっと」を目指したときには、そこが大事なのかな、と。
みつゆ:韓国好きが集まると、みんな普通にメイクしていますよね。僕のお客様はほぼ女性ですが韓国好きな人が多いので、美容情報はそこから得ることが多くて。どこから最新の情報を仕入れていますか?
岩本:お客さんからが多いです。僕の場合は9割近くが男性客で、メイクしている人から「この化粧水おすすめです」と言われて買う、みたいな。あとは、YouTubeやtiktokから。
金子:僕のお客さんは女性が多くて、みんなが韓国好きというわけではないので、逆にお客さんから「メイクしてるんですか?」と聞かれることの方が多くて。6〜7年前からメイクしているので最初は答えるのが恥ずかしかったんですが、「韓国好きなんです」と言うと「そうなんですね」で収まることを発見しました(笑)。韓国=メンズメイクというのが浸透してるんでしょうね。