2020年のメンズ市場動向を探れ! 人気美容師5人が予想する気になるメンズ美容の未来とは?

今後は競争が激化する。新しいものへの取り組みが欠かせない! ―LIPPS 大島コウヘイさん

 

 

プロフィール
LIPPS
渋谷2nd floor 代表・ディレクター/大島コウヘイ(オオシマ コウヘイ)

2010年4月LIPPS入社。2018年3月よりLIPPS渋谷 2nd floorの代表を務める。最高月間指名約1,500名を誇る、LIPPS唯一のメンズヘアマスター。圧倒的経験で今までで感じたことのない動き、質感、似合わせを生み出す。毛質の数、そして男性の数だけカッコいいヘアスタイルがあり「【満足】超えた【感動】を」がモットー。お客さまの「自分史上最高のヘアスタイル」を目指し、ノンストップで美容の道を突き進んでいる。

 

ヘアスタイルに敏感なティーンが増! 情報を自ら得るように

 

束感スタイルだけではなく、ジェンダーレス男子などが世間一般に定着しはじめ、いわゆるメイク男子なども増えはじめるなど、流行のヘアスタイルやファッションに敏感な若者が増えてきている印象です。

 

LIPPSではスタイリング剤だけでなく、洗顔フォームなどのスキンケアからファンデーション、色付きリップクリームまでを取り揃えた「LIPPS BOY」という男性専用化粧品ラインナップを設けるようになりました。

 

顔をトータルでスタイリングする「フェイススタイリング」を提案するLIPPS BOY

 

また、最近のティーン層を見ていると、SNSや動画投稿サイトなどの媒体により、セルフスタイリングやヘアケアなどの知識を簡単に得ています。そこでLIPPSでは、ティーン層との接点を増やし、より多くの方にLIPPSの技術力を知っていただけるよう、サロン内だけに留まらず多方面から流行を発信しています。今後全国にLIPPSを広げていく上で、情報力は大きなキーポイントです。

 

大島さんが考える「2020年のメンズ市場動向」とは?

 

これまでのメンズ市場は、1,000円カットなどの低価格体のサロンと、ブランドを掲げた高価格帯のサロンの二極化状態でしたが、2020年以降は、低価格でも仕上がりの質が高いブランドサロンなどが増えてきて、ますます競争が激しくなると考えています。

 

また、ビジネスマンでもカジュアルなヘアスタイルや清潔感を求められる時代になってきていると思うので、若者向けのスタイルだけに留まらず、仕事に差し支えのない印象のいいスタイルを打ち出す必要があり、若者だけでなく、企業に勤める20代~40代へのプロデュースも欠かせなくなるでしょう。

 

また、SNSや動画投稿サイトなど、媒体の数が増え続けているので、どの媒体が影響力があるのかを見極めながら、さらに新しいものに積極的に取り組んでいく必要があると思います。

 

>MR.CUT BROTHERS原さんはビジネスマンがカギと見ている?!

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