武道館を埋められるメンバーで100人限定のワークショップを リアルを追い求めるLUNDIZOMBIEZ
最後はそれぞれの想いを…
ヤマザキ:ネットですぐにいろいろな作品にアプローチできる今だからこそ、わざわざ手間暇かけて、想いを乗せてリアルな場で伝えることに意味があると思っています。今回はテンサイズの世界観に振り回されないようにしがみついていったという感じ。お客さまも理解するというよりは“よくわかんないけどすごい”とか“刺激になる”という体感だったんじゃないかと。それこそ言語化できない、観ないと、その場に居ないとわからない世界感だったと思います。
浦:ヘアショーで驚きがあるのは当たり前だから、2度も3度も衝撃をうけてほしいと思って作り上げました。
正直業界のこととか大きいことを考えているわけじゃないです(笑)。でも“やりたい”と思えることを全力でやっていきたい。
内田:うまいとかいうことの次元を超えていきたい。突拍子のないこと、賛否あることをしようというのがテンサイズです。
美容業界では、「楽しむ」と簡単に言いがちだけれど、実はあまりできていないんじゃないかと思います。インスタなんかで「楽しそう」を装うことは簡単だけど、一度本気で全力を振り絞って心から楽しいと思える方向にシフトしてみるのもいいのではないかなと。浦さんをみていると楽しさに溢れていますよね。自分が楽しみながらフラットでいられる場所・時間・仲間は大切だと思います。
最後まで息をのむワークショップ。最後は今回のワークショップで撮影されたTAKUMAさんの作品です。
写真を残すということには、この場で終わるのではなくここで感じたことを常に思い返せるようにという主宰お二人の想いがあります。
- プロフィール
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ヤマザキ ケンユウ
HURRAH・HURRAH AND THINGSクリエイティブディレクター
新潟県出身。そのヘアデザインのセンスで地元新潟のトレンドをリードするのはもちろん、業界紙、セミナーなどでも活躍。フォトグラファーのTAKUMAさんと共にLUNDIZOMBIEZを主催。
- プロフィール
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TAKUMA
フォトグラファー
家族写真、婚礼撮影、広告撮影の傍らライフワークとして数多の美容師とコラボレートし、年間100本以上の美容撮影を担当している。美容コンテストの受賞歴多数。ヤマザキケンユウさんと共にLUNDIZOMBIEZを主催。
(取材・文/QJナビDAILY編集部 撮影/菊池麻美)